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中古ピアノはリスクが沢山あります

最近は古い中古ピアノが多くなっていますが、古いピアノにはリスクがたくさんあります。なかにはプロでもすぐには見抜けないものもあり、後々相当な修理費が発生することがありますので注意が必要です。

①調整と整音が大概は省かれている

中古品は新品と違い今までの癖を一度リセットしてから再調整する必要があるが、それには外装とは別に1週間程度の作業時間が必要です。
しかしコストがかかるので大半の中古ピアノの調整が省かれています。結果としてタッチが重く弾き難く表現力が劣るピアノが大半ですが、これは少し試弾するとわかります。。

お子様にはどんなピアノを選んだら良いか?

浜松ピアノ店の中古ピアノが商品になるまで


 ②そろそろ消耗部品の交換が必要なピアノが多い
     これは内部をしっかり見ていくとある程度わかります

代表的な消耗品のハンマーですが、経年劣化で固くなったりそろそろ交換が必要な中古ピアノも多くあります。



同じく古く固くなったフェルトやクロスも張り替える必要があります

鍵盤のブッシングクロスの張り替えと再調整






③調律が短時間で狂うピアノもあります

古くなると弦を止めているチューニングピンが緩くなって調律がすぐ狂うピアノになりますが、その場合はピンを太いピンに交換して、弦もすべて新品に交換する必要があり、その為にはピアノを一度預かる必要があるので往復の運送費も含めれば30万円以上の費用が発生しますが、これは調律してしばらく様子をみないとわかりません。




④響板が割れたり響棒が剥がれて
雑音が出る場合、修理費が高額になるので大概は廃棄処分になります。これは一通り仕上げて静かな部屋で弾いてみないとわかりません。



響棒の剥がれで雑音が発生


響板が割れると響板の交換が必要になります





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


三木君の15年前のペトロフ社訪問の写真が出てきました!

PCのデーターを整理してたら三木君が2006年5月、15年前にチェコのペトロフ社に行った時の写真が出てきましたので懐かしいので載せてみました。

こうしてみると歳月が流れるのも早いですね。


今も若いですが、15年前はもっと若かった!
チェコのプラハにて

チェコの有名な観光名所、カレル橋にて

プラハ市内のお土産屋のお兄さんと

ペトロフ社の社長、スザンヌ・ペトロフさんと

歓迎パーティーにて ペトロフ社長の左側が娘さんです。


ペトロフ社の工場にて

ペトロフ社の技術者と

ペトロフ社の技術者と


お薦めブランド ペトロフ

 



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


最近、ピアノの不調のご相談が増えました

ご自宅のピアノの不調を訴えて弊社にメールや電話でご相談が増えています。

ご相談内容は
きちんと定期調律をしているにも関わらず、鍵盤が重く弾き難い、雑音が止まらない、高音部の音が耳障り等のご不満で、その不満を調律師に伝え調律師の方が家まで来てくれたが、状況が一向に好転しないそうです。

メンテナンスは基本の鍵盤調整から

鍵盤調整とはすべての鍵盤がスムースに動き、鍵盤の高さと深さを一律にする作業
ですが、ここがきちんと調整されていないと、どんな名器も弾き難くなり、鍵盤の上に載っているアクションも正常に作動しません。



ご来店頂いた方には試しに家のピアノと同年代の弊社展示の中古ピアノをご試弾頂くと、皆さま、家のピアノと同年代のピアノなのに、何故、ここの展示のピアノはこんなに気持ちがいい音色とタッチなのかと一様に驚かれます。

そこで整調と調律・整音について詳しくご説明させて頂くと、例外なく、一度、家のピアノを見に来て下さい、というお話になります。

既にピアノをお使いの方も、これからの方も、是非ピアノという楽器の特性(厄介なところ)をご理解いただけたら幸いです。

下記の記事も併せてご参照下さい。

ピアノの調律とメンテナンス

ピアノの選び方とその問題点

中古ピアノのメリット・デメリット



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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