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今月は鍵盤の鉛調整を3台ご注文いただきました!

鍵盤の鉛調整とは?

鍵盤は50g前後で鍵盤が下がり(ダウン)、20g位で上がる(アップ)ようになるように鍵盤には鉛が埋め込まれています。

 

しかしスタインウェイ等の高級ピアノは完成後、鍵盤ごとに重さを量り鉛の位置を決めるので全ての鍵盤の重さが均一になりますが、国産ピアノは機械的に鉛が埋め込まれているため重い鍵盤と軽い鍵盤になり弾き難くなります。

これを高級ピアノと同じように鍵盤ごとに重さを測定して全ての鍵盤が同じ重さになるように鉛の位置を決めるのを鍵盤の鉛調整と云います。



鍵盤が重めか軽めかは好みによりますが、いずれにせよ全ての鍵盤の重さが均一になると随分弾き易いピアノになります。

鍵盤の鉛調整をやる前にきちんと調整する必要があるので、出荷調整が完了した後にやると二重手間にならないので割安(11万円)で可能です。

弊社の鉛調整風景





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノの問題点は再調整が省かれていること

古い弦楽器が高評価される訳は、木は年数が経過すると固くて強くなる特性があるので、新しい弦楽器より古い弦楽器の方が鳴りが良くなり楽器として優れるということですがピアノも同じことが言えます。

しかし構造が簡単な弦楽器と違い、ピアノは内部に複雑なメカニズムを持ち消耗品がたくさんあるので、性能の良いピアノに仕上るには内部のメカニズムの長年の癖を取ってリセットしてから再調整の必要がありますが、それらの手間が半端ではなく手間(コスト換算で数十万円)がかかります。

ですから価格優先の中古ピアノは本来かけべき手間が省かれているので、いくら年式が新しく見た目が綺麗な中古ピアノも大概は弾き難く表現力の劣る中古ピアノばかりになります。

この失敗を避けるには、新品以上に十分な時間を取って丁寧に試弾する必要があります。

中古ピアノが商品になるまで

弊社の中古ピアノが商品になるまでの作業工程をvol.1 vol.2  vol.3  vol.4  Vol.5  に分けてで詳しく案内しています

中古ピアノのメリット・デメリット









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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


多くの人に取ってピアノ選びは難しい

長くピアノ販売の現場にいて思うのは、ピアノ演奏が好きな人でないとピアノ選びは難しいと思います。

音色と弾き心地が良く表現力豊かなピアノが理想的ですが、それらを体感するには若干の演奏力と経験が必要ですし、大概はそれまで十分に調整ができていないピアノを長く弾かれてきた方が多いので、たいていの方は試弾当初は力んだ弾き方になります。

良く調整されたピアノなら大きな音も力まず無理なく出せるし、ピアニシモも綺麗に出すことができますが、今までの癖で力んで弾いてしまう方が多いのですが、しばらく弾いていると自然に体が馴染んできて、そのピアノ本来が持つ綺麗な音色で演奏されるようになります。

ですから試弾の際も、体が馴染むくらい時間をかけて一人でリラックスして演奏してみる必要があります。





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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