[ ]多忙な調律師と暇な調律師のお話
調律師の仕事も毎年減少していますが、そんな中でも例外的に人気の調律師だけは調律の依頼が多く超多忙にしています。
ピアノの絶対販売数は毎年減少の一途で調律師の仕事も少なくなってきており、ピアノの魅力や性能を大切にする人しか新しくピアノを購入しなくなってきているので、それに伴い調律師も暇な調律師と超多忙な調律師に二極化してきています。
先日、ファツィオリ・ジャパンのアレック・ワイル氏とお話をした折、調律師の越智氏にプレップ(出荷調整)はいつ終わりますか?と質問したら、越智氏から「それってパワハラですよ」と云われたそうですので相当に忙しいようです。
倉敷市の納品立会い時お客様宅にて ファツィオリ・ジャパンのアレック・ワイル氏
[ ]弊社は1966年設立の老舗?です
老舗と呼ぶには少し無理がありますが、ピアノ店としては歴史がある方かと思います。
筆者は血縁のない2代目ですが、そろそろ3代目も視野に入ってきました。
私が入社した1976年当時は弊社でも毎月30~40台のピアノの販売がありましたが、今はデジタルピアノに押され全国的にアコスティックピアノの販売は減少しましたが、今の弊社では性能を大切にお考えの大人が自分のためにピアノを購入されることが多く、お蔭で弊社の1台1台丁寧に調整と整音をしてお届けすることが評価され全国にピアノをお届けするようになりました。
ところで岡山なのになぜ浜松かと聞かれることも多いのですが、昔は楽器の都「浜松」と呼ばれ、ピアノと云えば浜松ということらしく、創業当初は学校からの払い下げの古いピアノを自社工場でオーバーホールして販売していたので登記簿上は浜松ピアノ工業(株)ですが、私の時代には屋号を浜松ピアノ店としています。
自社ビルの償却をも終わり、ローコスト経営が可能になりました
階段にちょっとイタズラしました