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ヤマハU1のメンテナンス

お客様宅にて、アップライトピアノ(ヤマハU1H)のメンテナンスの様子をご紹介します。

 

 

前回、弦を叩くハンマーの整形(整音)やポジション調整(整調)、そして弦との噛み合わせ調整(整音)を行ない、今回は鍵盤の高さや深さの調整を行ないました。

 

 

 

>>>ピアノを思い通りに弾けるようにするためにはピアノのコンディションを整えるべし。

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


中立音が美しいディアパソンの仕組み

現在のピアノは弦の端から端まで鳴らしてきらびやかな響きを出すという考え方が主流ですが、これは確かにキラキラ感が出て魅力的なのですが、一歩間違えると耳障りな雑音も含んでおり、特に古くなるとそれが強くなる傾向があります。

現代の主流、ターン張りで弦の先まで響かせる(共鳴弦)
この部分を爪で弾くとピーンとよく鳴ります、スタインウェイを始めヤマハ、カワイ、その他がこの方式が主流です。

ディアパソンの基本的な考え方は上記の考えとは異なり、大根や人参の端を切ってから料理するのと同じように弦の端の響きを抑制し、弦の中央部の美味しいところを中心に響かせるような設計になっています。

これがディアパソンの中立音が美しいという主張の仕組みで、総1本張りで敢えてフェルトを入れ響きを抑える仕様 DG-183

IMG_0821

但し現在のディアパソンは両タイプがありますので、お好みでお選びください。

お薦めブランド ディアパソン



 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ選びの難しさ

散髪屋さんの場合「一度来て、気に入らなければ2度と来ないし、気に入ればずっと来てくれる」ので、お客様が結果を的確に評価してくれるという意味で素晴らしいと思います。

ピアノの評価は、音色、タッチ、響きがご自身の感性に合うピアノが一番良いのですが、それには感性と若干の演奏力がないと判断が難しいところがあります。

しかしピアノ愛好家の方はご自身の出す音を良くお聞きになり、音色や響き、タッチ等にも敏感で、それらの違いが良くわかる方が多いのが特徴です。

弊社のキャッチコピーは「ピアノ愛好家のための浜松ピアノ店」なので、弊社のお客様を振り返ってみると、結果的にそんなピアノ愛好家の方が多いように思います。

写真は出荷調整のほんの一部です、調整は他にも一杯やることがありますが、丁寧な調整によりいかなるピアノであれ、それなりに随分快適なピアノに仕上がります。
















 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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