ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

ピアノの性能は調律師の技術と情熱で決まります

長くピアノ業界にいますが、ピアノの性能は調律師の技術と情熱次第とつくづく感じます。

ピアノは調律さえ定期的に行えば良いとお考えの方が大半ですが、ピアノと云う楽器は、鍵盤を通じて複雑なアクション(メカニズム)を通してリモートコントロールで演奏する楽器です。

その鍵盤やアクションを構成している主な素材が木材の他、フェルトやクロスが使われているので、その部材が温度や湿度の変化で伸びたり歪んだりすので、これを適正に調整しないと決して本来の性能を発揮しませんが、これが想像以上の手間がかかります。

ここを押さえればたとえ安価なピアノでも快適に演奏できるピアノになりますし、逆に高価な高級ピアノであってもここが省かれる(調律だけだと)演奏して気持ちが良いピアノにはなりません。

ピアノは鍵盤からリモートコントロールで演奏する楽器です

複雑なメカニズムを持つグランドピアノのアクション





 
無料資料の詳しいご案内はこちらから

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノは地産地消(中国で生産・販売)の時代になっています

世界のアコスティックピアノ市場は今は日本や欧米では大幅に縮小して最大のピアノ市場は中国になっており、お蔭で日本の中古ピアノも中国のお店から「お金心配要りません、いくらでも送って下さい」という連絡を頂くほどです。

新品ピアノも日本やヨーロッパで製造して中国へ輸出すると35%の関税(逆は関税ゼロ)を取られるので、欧米と日本のメーカーは主に中国(杭州ヤマハ等)で生産か委託生産しています。






アメリカも昔はたくさんのピアノメーカーがありましたが、今のアメリカ製ピアノはニューヨークスタインウェイしか残っていません。

業界用語でファースト・ライン、セカンド・ライン、サード・ラインという言葉がありますが、これの意味は本国で全て製造されたものがファースト・ライン、他国で半分を委託生産、本国で最終仕上げしたものがセカンド・ライン、全て他国で委託生産されたものがサード・ラインという意味で業界内でよく使われます。

本来の意味での日本製、ドイツ製はファースト・ラインですが、今ではヤマハ、カワイをはじめヨーロッパの老舗ブランドも、その多くがセカンド・ラインかサード・ラインで製造(中国)されており、今ではファースト・ラインは一部の高級ブランドか高級品に限られます。

しかも業界ルールでセカンド・ラインまでが日本製、ドイツ製等の表示がされています。


お薦めのサードライン(中国製)のヨーロッパブランド

お奨めブランド ウェンドル&ラング

お奨めブランド フォイリッヒ

これを弊社で丁寧に調整するという条件が付きますが、安価(本国生産の1/3程度)で魅力的なピアノに仕上がりますので、一度弊社で試弾いただくとその気持ち良さに驚かれると思います。



 
無料資料の詳しいご案内はこちらから

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの大量展示が難しい訳は?

ピアノという楽器はその特殊性から試弾できるように最良の状態で展示、試弾頂く為には、1台1台を丁寧に調整する手間(新品で3日、中古品なら1週間)がかかり、さらに調整後の空調管理も適正に行う必要があります。

※きちんと調整された上で整音されていないピアノはけっして本来の性能を発揮しません

個々のピアノの本来の性能を体感しならが試弾するためには、おのずと展示台数数は限られてきますが大量展示や展示即売会等の広告を目にするたびにいつも疑問に思います。

1Fショールームにて

 

展示ピアノは中古、新品に関わらず1台1台丁寧に調整・整音しているのが最大特徴です

1Fショールーム

 

2Fショールーム






 
無料資料の詳しいご案内はこちらから

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ