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調整されたピアノを試弾しないと試弾の意味がない

たとえ新品のピアノでも調整・調律・整音をしっかりやらないと本来の性能(音色やタッチ、表現力)が出ません。

しかし大手メーカーのショールームでさえ調律だけで展示されているので、せっかく試弾してもそのピアノが持つ本来の性能や魅力を知ることが出来ず、本来の特性と異なった間違ったイメージをもたれることが多いように思います。

大金を出してピアノを購入する以上、好きな音色やタッチのピアノに出会いたいというのが人情ですが、ここ押さえておかないと間違います。

良い音色のピアノと云っても人の好みは千差万別なので、自分の好みを上手く調律師に伝えて、ご自身のピアノ部屋の音響を踏まえ最終的にピアノを自分の好みの音色やタッチに仕上げてもらう必要があります。

さらに納入後のメンテナンスもそれを繰り返せば、最終的に手離せないピアノになると思います。その意味でピアノは素材であり、それを自分の好みのピアノに仕上げるべきで、そのような意味で弊社ではピアノはイージーオーダーの楽器と考えています。

そのようなピアノという楽器の特性(調整・調律・整音が必須)を良く理解しないと、いろいろなブランドのピアノをいろいろな場所で試弾を繰り返しても自分にドンピシャの美しい音色のピアノには出会えないように思います。





















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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの調整は超アナログの世界です!

デジタル技術はコピペで簡単に再現(真似)できますが、究極のアナログ技術はコピペが不可能で、ピアノという楽器の調整やメンテナンスも同様に超アナログの世界なので簡単には真似ができず、体得するまでに繰り返しの長い年月が必要です。

調律師の仕事も超アナログ技術です

ピアノは鍵盤やアクション部分に使われている木やフェルト類の部品だけでも約6000個と云われていますが、自然素材故に必ず個々の部材の伸縮や歪みが出てきますので、これを調整するには機械ではできません。

木とフェルトを多用したピアノの複雑なメカニズム






この複雑なメカニズムを一定の方向性とバランスを保ちながらの、調律師の手で一つひとつ歪みや伸縮を修正しながら最適な擦り合せの調整をしないと、いかなる高級ピアノであれ本来の性能を発揮しません。

精密調整が出来る調律師を育てるには繰り返しの訓練に長い年月がかかるので、精密調整ができる調律師の数も極端に少なく、余分なコストもかかるので高級ピアノも含め大概のピアノの調整が省かれていることをご存じでしょうか?

木に埋め込まれたピンも人の手できちんと揃える必要があります


鍵盤に開けられた穴も一つひとつ最適化する必要があります


ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


デジタルピアノは調律が狂わない

当たり前ですがデジタルピアノ(電子ピアノ)は調律が狂いません。
何が問題かというと最初から長くデジタルピアノを使用されてからアコスティクピアノに買い替えらえた方の中には、アコスティクピアノに違和感を覚えられる方がおられます。

特にサイレントピアノは消音時ではデジタル音源を使用するので、生の時とデジタルの時の差を多く感じられると思います。


アコスティックピアノ(生ピアノ)は、室温の変化で容易に調律が狂いますし、耳を澄ませば雑音もしています。



さらに雑音に長く意識を集中していると雑音が拡大して気になってきます。
その点デジタルピアノは調律は狂いませんし、あらかじめ雑味も取り除かれていますので純粋なピアノの音だけがします。

そのような意味でせっかくアコスティックピアノに買い替えても違和感を訴えられる方が時々おられますが、いかに高級ピアノでも生ピアノというものはそれが自然です。

たとえば名器と云われるストリディバリウスの弦楽器はプロが演奏すると良い音がしますが、素人が弾くととんでもない音になることがありますが、これはピアノも同じで、デジタルピアノは誰が弾いても同じ音色がします。

その意味で電子音源(電子ピアノ)の場合、特にクラシックピアノの練習には不向きのようです。

余談ですが、自動演奏ピアノはいくら名ピアニストのデーターで鳴らしても人が演奏するような繊細な弾き方ができないので、BGMで聴くならCDの方が音量設定も自由でやすらぐと思います。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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