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オーバーホールの費用はいくら位?

一言にリニューアル(オーバーホール)と云っても、どこまで徹底してやるかで予算も大きく変わってきますが本格的なリニューアル(外装の再塗装を含めて全ての消耗部品を新品に交換)をしてから丁寧に調整を施すと、古いピアノは味わい深く新品以上に魅力的な響きや音色になります。

全て手作業になるので工賃が多くかかり、部品代も含めると新品の国産ピアノに近い費用になりますが、愛着のある思い出のピアノや元々高額なヨーロッパ製の輸入ピアノは本格的なオーバーホールもお薦めです。

ちなみに現在のリニューアル費用の相場は、家庭用のスタインウェイのグランドで200万円前後、ヤマハのグランドで120万円前後がリニューアル費用の大体の目安です。

オーバーホールの落とし穴

弊社でリニューアルした1965年製スタインウェイCモデル(セミコンサート)写真左

内容は響板の埋め木修理から始まりフレーム塗装、弦の総張り替え、アクション全交換(ハンマー・サポートアッセンブリー)ダンパーフェルト、バックチェックスキン交換、象牙漂白・研磨等です。




弊社で現在リニューアル中のヤマハのG-2
本体は弦、弦枕、リボン、チューニングピン、ピンブッシュ、ダンパーフェルトを交換、アクションはハンマーアッセンブリー(ハンマー・シャンク・シャンクフレンジ・ローラー)を交換、鍵盤はバランスブッシングクロス、フロントブッシングクロス、バックチェックスキンを交換、後は最終調整の整調と整音、そして最後に鍵盤の鉛調整の作業が残っています。

ちなみに弦はドイツのレスロー、ハンマーはドイツのアベルです。




中古ピアノのメリット・デメリット


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノはアナログ技術の塊です

デジタル技術全盛の時代ですが、その対極にあるのがアナログ技術の塊のピアノという楽器です。

木を主体にフェルト類も使われ、それらの伸縮や歪みの修正が必要です




一見時代遅れに見えるアナログ技術ですが、コピーペーストですぐに真似ができるデジタル技術に比べ、アナログ技術は奥が深く生産性も悪く、また技術を習得するには相当な熱意と年月が必要なので、体得できている調律師、特に若い調律師はほとんど育っていません。

今回の韓国への輸出厳規制が行われた超高純度の物は、実は高度なアナログ技術が必要だそうで、日本の輸出品というのは高度なアナログ技術が必要なものが多いそうですので、将来にわたって国を挙げて若いアナログ技術者を育てる必要があるようです。

高度なアナログ技術が必要な最たるものがピアノの出荷調整やメンテナンスです。

ピアノはいくら高精度な機械で加工・組み立てしても、最後は調律師の手で一つひとつ伸縮や歪みを丁寧に擦りわせ調整しないと本来の性能は発揮しません。






本来の出荷調整(Prep up)とは?

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、一見時代遅れのようの

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


大人気YouTuberよみぃが遊びに来てくれました

現在チャンネル登録者数24万人とピアニスト兼作曲家で太鼓の達人マスターでペン回しも一流で歌もうまいというそんな大人気YouTuberのよみぃですが、昨夜遅くよみぃから、今岡山居るけど明日の予定が空いたから会えるかとメールが来たので、丁度午後から店にいる予定だったので、ピアノ弾きに来る?と聞いたら喜んで遊びに来てくれました。

 

 

色んなメーカーのピアノを弾き比べたり動画撮影をしながら、あっという間に時間も過ぎて楽しんでいただけたようです。

 

 

まだまだ底辺YouTuberのワタクシですが、よみぃと初のコラボ動画も撮影出来たので、来月半ば頃までにはお互いに動画が出来そうです。

面白い動画なので完成したらぜひご覧ください。

 

>>>よみぃのYouTubeチャンネル

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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