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お薦めの調律師は?

性能に対する意識レベルの高い人は調律師も意識レベルの高い調律師に依頼すべき

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調律師の仕事を家の掃除に例えると、私自身は掃除機をかけただけで満足していますが、うちの奥さんから見るとこれでは掃除した内に入らない、照明器具の掃除、押入れの中の整理整頓や拭き掃除等、やることが多いのが家の掃除です。

調律師の仕事も家の掃除に似ていて技術力の差というよりも意識レベルの差ですが、少なくとも依頼者の性能に対する意識レベルより高い調律師でないと不満が残ります。

仮に現状の不満を調律師に伝えると、たぶん、こんなもんですよ、嫌なら高級品、または新品に買い替えて下さいと云われると思います。

これは善悪ではなく意識レベルの問題と考えます。

つまりタッチや音色の細かいことが気になる依頼者は意識レベルの高い調律師に依頼すべきですし、ピアノは鳴れば良いと考える依頼者は、調律師は誰でも良いということになります。

毎回ですが、調律をする前に先ずは丁寧な調整が必要です


ピアノの性能は3つの要素で決まります



お子さんにはどんなピアノを選んだら良いか?



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


Weekly Music Vol.20


札幌市に納品予定のフォイリッヒのアップライト Mod.122の出荷調整が完了したので田中節夫先生にお披露目演奏をしてもらいました。

フォイリッヒの出荷調整の作業風景





お薦めブランド フォイリッヒ

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植田 信五


調律の時期は半年か、1年ごとが適切か?

調律(音の高さを合わせる作業)の保持時間は、温度の変化により短時間でも微妙に狂ってきますので、その意味では調律は瞬間的な芸術といえます。

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たとえばコンサートホールではコンサートごとに調律をしますが、観客が入る前の温度と入ってからの温度は変わりますし、演奏は勿論ですが、舞台の強い照明でピアノのフレームや弦、響板等が温められ2時間の演奏時間中でも微妙に狂ってきます。

逆に24時間の適切な空調(温度・湿度が一定)の部屋(楽器保管庫等)にピアノを置くと調律はほとんど狂いません。

このように設置環境次第で、調律だけでなく整調や整音も変化してきますので、そのようなピアノの特性上、演奏者が違和感を覚えた時がメンテナンスの時期ということになりますので、特定の期間というものは特にありません。

また調律は室温により狂ってきますので、たとえば寒い部屋で調律されたピアノは、演奏時の暖房で部屋が温まると調律が狂います。これは下記の動画で実例でご説明していますのでご覧ください。


ところで今後少なくとも5~10年は弾かないということであれば、ピアノを休ませる意味で無理に調律はしない方が良いです。

弦楽器は弾かない時は弦を緩めますが、これはピアノも同じで、弦が緩みますとその分、響板に対する弦圧が低減するので響板には優しいことになります。

新たに弾き始める時には数回の調律が必要になりますが、ピアノは調律しないと壊れるということはありません。



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植田 信五


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