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床暖房対策の断熱パネル

床暖房は住むには快適ですが、床暖房の上に置かれたピアノに大きなダメージを与え最後には響板まで壊れます。
 
市販のピアノ用断熱パネル(グランド用約10万円)のカタログ


  
実際に上記の断熱パネルを使ってみた結果、防音効果も狙って吸音のために表面が柔らかく仕上がっているので、ピアノ本来の響きが損なわれ、せっかくのスタインウェイのキラキラした高音部もこの断熱パネルで失われるので、後日、時間をかけて一からやり直すことにしました。



そこで注目したのがピアノの防音架台、これは本来は階下への防音が目的でお値段も20万円少々と上記の断熱パネルの約2倍になりますが見栄えも音響も良くてお薦めでした。

 

床面からピアノ架台をゴムで浮かせるような構造です


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


タッチが重いピアノの原因と対策 №2



大学等の備品のピアノは台数も多く、メンテナンスも価格優先で業者選びをされ最低限の調律しかされないメンテナンスなので、大半がタッチも重く弾き難いピアノだろうと思います。

また多く(恐らく半数以上)のホールのピアノも、実は弾き難い(タッチが重くレスポンスが悪い)状態にあると思われます。

しかも定期的な保守点検をして、普段は楽器保管庫に保管されているスタインウェイであったとしてもです。
 
せっかくの保管庫ですが、多くのホールのピアノ管理者の方が、残念ながらピアノや楽器に全く興味がない方が多く、丁寧に説明を尽くしても馬耳東風の方が多く(得意先である以上、それ以上は強く云えないという事情も)しかも担当者が2年位で変わることが多いで、保管庫を定期的にチェックする習慣がないようです。

そのため保管庫の空調の電源が切れていたり、加湿と除湿の時期が反対であったりして、せっかく丁寧に調整したピアノであっても、残念ながら元の木阿弥になっていることが多く見受けられます。

もちろん中には、ホール担当者がピアノや音楽がお好きで、ピアノの管理状態に気を配ってくれる方もおられますので、そのような担当者のいるホールのピアノは、演奏者からは評判が良いのですが、これはどちらと云えば少数派ではないでしょうか。

学校や公共のホール等のピアノは、担当者のピアノに対するご理解が圧倒的に不足しているので、概ねあまり良いコンディションのピアノは少ないのですが、ご自宅のピアノのメンテナンスだけは、せめて鍵盤まわりの調整だけでもやると快適なピアノになります。

鍵盤まわりの仕組み








浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


タッチが重いピアノの原因と対策

鍵盤(タッチ)が重くなる大きな要因は、ムービングパーツが汚れていたり錆びて(主に鍵盤まわり)ブレーキがかかった状態であったり、アクション等の調整不足でロスが大きく、本来の力で弾いてもピアノが十分に反応してくれないためです。

鍵盤の重さは個人の好みもありますが、ダウンとアップのバランスの上に成り立っており、どれが正解と云うのは難しいのですが、鍵盤が重いと云われる場合は上記のムービングパーツの調整不良のことがほとんどではないでしょうか。

たとえば正常なスタインウェイの鍵盤(タッチ)の重さ(タッチ)はS-155~B211までは47gの重さで鍵盤が下がり(ダウン)、20gの重さで上がる(アップ)セミコンとフルコンサートピアノはダウンが低音部が52g~高音部47gに設定されています。

ウェイト調整のために鍵盤に埋められた鉛(スタインウェイ)


鍵盤のダウンとアップのバランスを考えると、他社のピアノもタッチの重さは大きくは変らないので、もしご自宅のピアノのタッチが明らかに重いと感じられる場合は一度ダウンとアップを測定してもらい、標準より重い場合は丁寧な調整をすることで解消するはずです。
下記のブログで詳しくご案内していますのでご参照下さい。

ピアノを1日調整してみませんか!

ただし消耗品であるハンマー交換をした場合は、オリジナルと微妙に重さが異なるので、できれば全ての整調をした上で鍵盤のタッチが均等になるように鉛調整するのが理想的です。

ちなみに量産ピアノの場合は、一律に鉛を入れるので鍵盤ごとに重さのバラツキが出ますが、一鍵ごとに鉛調整をするとより均一なタッチ(重さ)になります。

ヤマハGPのハンマー交換時の写真ですが、錘を使って何グラムで鍵盤が下がり、何グラムで鍵盤が上がってくるかというアップとダウンを調べているところですが、これから全ての鍵盤のダウンを48g、アップを20gに統一するための作業をします。


 
浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット
    
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