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ペトロフはチェコの豊かな森林の木材を贅沢に使用して製作されています!

ペトロフ社の社長スザンヌ・ペトロフさんとチェコの豊かな森林



ペトロフピアノの故郷、チェコの豊かな森林


ペトロフピアノは自国の豊かな森林の木材を贅沢に使って製作されています。


自国(チェコ)の木材を、広大な工場の敷地で数年の自然乾燥されてから工場に持ち込まれます。


ペトロフピアノの響板はハンドメイドです!



良質の自国の木材を贅沢に使って製作されるペトロフピアノは、コンパクトなピアノでも無理なく箱全体で豊かに鳴り、よくある金属的な音色ではなく、木材が本来持つ暖かい木の音色や響きが特徴です。

お薦めブランド ペトロフピアノ

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


小さなお手伝いさん

 

2日目の朝は山口県光市で定期メンテナンスでした。
ピアノはペトロフP194 ウォルナット艶出し、象牙黒檀の特別仕様(現在は、象牙や黒檀を貼れる技術者がごく少数になっているので、短期の貼り替え修理が厳しくなっています)
ご夫婦で使用されています。

 

 

まずは鍵盤下の掃除から

 

薄い紙(のり紙)を挟んでハンマーの進行方向を調整するハンマーの走り調整

 

ハンマーの頂点に付いた弦の溝が、少し深くなってきているので、圧縮された溝をブラシでかき出して修復しました。

 

きれいに修復できました。

 

 

ハンマーの形状をリセットしたので、弦との噛み合わせ(3本の弦が同時に当たるように)再度調整。
これにより弦に触れた瞬間の発音が全く変わります。

 

 

 

 

午後は山口市で定期メンテナンスです。
ピアノはディアパソンDR-300
音楽好きなご主人のこだわりの音楽ルーム。ピアノのメインは小学生のKくんです。

作業を始めていると、Kくんがそばに来て興味津々そうだったので、
一緒に作業をしました。

 

鍵盤を外して掃除機をかけてもらいました。
最初は鍵盤一つ外すのに一苦労だったのが、2本、3本・・・と進めていくうちにスムーズに出来てきて、気付いたら5本一気に外していました。

 

共同作業(笑)

 

 

ここからはKくんがカメラマンです。

素晴らしいカメラアングルです。とても小学生が撮影したようには思えません。
Kくんありがとう。クワガタが採れる場所もグーグルマップで丁寧に教えてくれてありがとう(笑)

 

最後に試弾して笑顔をもらいました。

 

広島県広島市Yさま、山口県光市Hさま、山口市Sさま、ありがとうございました。

 

>>>お薦めブランド ペトロフピアノ


>>>お薦めブランド ディアパソンピアノ

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


全てのピアノはセミ・オーダー品と考えています!

ピアノは既製品ではありますが、たとえ1千万円クラスの最高級品でも40万円の中古ピアノでも、全てのピアノはセミオーダー品と浜松ピアノ店では考えていますが、この考えはまだまだ少数派のようです。

ピアノがセミ・オーダー品だと考える大きな理由は、いかなるピアノも販売店による丁寧な調整で基本的な性能(音色、タッチ、響き、表現力等)が大きく向上すると共に、演奏者の好みのタッチや音色、響きに近づけることができるからです。

納品前の出荷調整中の浜松の職人調律師の山原氏

納品前の出荷調整中の浜松の職人調律師の山原氏

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社の意見が極めて少数意見である理由は、残念ながら専門家であるピアニストをふくめメーカー幹部や販売店の店主まで、ほとんどの方が整調や整音の効果や重要性を十分に理解されていないからです。
   
個々の作業にかかる所要時間のイメージ図です。

特に整調は手慣れた技術者でも3日間の時間がかかります

1時間少々で完了する調律に比べ、整音や整調はそれ以上の時間がかかり、なかでも整調は新品のピアノを手慣れた技術者がざっと一通りやるだけで3日間(中古品はその倍位)の時間がかかります。

しかしピアノの性能(音色やタッチ、響き、表現力等)を大切に考えるなら、丁寧な整調や整音は無くてはならない価値(必要不可欠)がありますが、この大切なことが世界的なトップブランドの経営者を含め、業界全般であまりにも理解されておらず、メーカーは相変わらずブランドイメージだけで販促する戦略に見えます。
 
 世の中のピアノは半分ほどしか持てる性能を発揮していません。

当店でピアノを選ぶメリット

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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