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防振浮床工事のお話 山形県

弊社でスタインウェイB-211をご購入いただいた山形県の個人病院様(3階建ビル)のお話ですが、このピアノ室の階下が入院患者さんの部屋になっているので、地元の業者で予め防音工事を行った上で、スタインウェイをご購入いただき、仕事が終わった夜に奥様が心置きなくお好きなピアノをお弾きになる予定でした。

ところがいざピアノをお弾きになってみると、階下の入院患者さんにはピアノの音が聞えるようで、もう落ちついてピアノが弾けないので、どうしたものかご相談がありました。

 そこで私の防音のお師匠さんである大阪の(有)テクニカルサウンドの中辻社長さんをご紹介して、こちらに設計施工してもらったのが今回の床防音だったわけです。

 この防音床の図ですが、徹底して振動を床下に伝えないように床を浮かしてゴムで支えるように設計(防振浮床)されているのが凄いところなのですが、この仕組みをコンパクトにしたのがピアノ架台です、詳しくはピアノの防音対策をご参照下さい。
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 この防音工事の現場は山形県ですが、わざわざ大阪から山形まで職人さんを連れて車で工事に行かれたようです。

 その甲斐があり、ご満足の行く防音になったようで、防音業者を紹介した私にお礼にということで、わざわざ山形県から10㎏入りの山形産の甘くて大きなリンゴを一箱送ってきていただきました(ありがとうございました!)

 
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詳しくはピアノの防音対策をご参照下さい。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ウッドショックがピアノにも

ウッドショックを他人事と考えていましたが、木材を主材料にするピアノもこれから大きな影響が出てくるようです。



あるヨーロッパのピアノメーカーから、これからの受注分は3割ほど出荷価格を値上げしますという通知をメールで受けて、その値上げ幅が大きいのでショックを受けています。

ピアノメーカーは木材をかなり先から仕入れるので、たぶん今は木材価格が高騰しているのでしょうが、ピアノの値段があまり高くなると販売も購入されるお客様も大変になります。


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ販売の右肩下がりが続いています

電子ピアノの台頭でアコスティックピアノの販売台数が下がり続けています。

ヤマハ、カワイの2000年~2017年の国内販売のアコスティックピアノの国内販売を台数ベースでまとめてみました。

たとえば2000年の国内販売はアップライトが39,835台。グランドピアノが9,435台ですが、毎年販売台数が減少し2017年ではアップライトが12,696台、グランドピアノが3,289台なので2000年の30%ほどしか売れなくなっています。

中古ピアノの統計は出ていませんが、毎年十数万台規模で日本の中古ピアノが中国向に輸出され続けているので年々日本のピアノ所有台数が減少している勘定になります。

そのような背景があるので高品質の中古ピアノが少なくなり、しかも業者の中古ピアノの買取価格も高騰してきて本来は安いはずの中古ピアノも高くなり、しかも程度の良い中古品が少なくなっています。

また新品ピアノもウッドショックや海外の人件費も高騰してきており、来年にかけて大幅な値上げが予想されます。

そのような背景もあり弊社では中古ピアノも含め、ピアノの性能を大切にお考えの方に1台1台丁寧に出荷調整を行ってからお届けするようにしています。



ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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