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最近の調律師になりたい人の特徴

社会人経験後、調律師をめざす人が増えた気がします

昔は高校を卒業後調律学校に行き、20歳位で調律師として就職するのが普通でしたが、最近は大学を卒業後一般就職をして社会経験をしたものの将来に希望が持てず、憧れの?調律師になりたいという夢を実現するために調律の専門学校に入学してから就職先を探すという人が多くなってきました。

調律学校に行く前に弊社にご相談ください

就職先を探す段階で初めてピアノ業界の将来性や厳しさを知り、途方に暮れる人が多くなったような気がします。夢は夢で良いのですが、最初からもう少しピアノ業界の厳しい現実を知れば良かったにと、ついついお節介を焼いてしまいたくなります。
もし同じような考えを持たれている人がいれば、遠慮なくぜひ、事前に弊社に相談してくれたらと思います。

調律師は下積10年の職人の世界です

弊社に調律学校を卒業後、一流調律師をめざす若い男性が先日来店されて、話の中から一流の調律師になりたければ、先ずは一流の調律師の仕事と一流のピアノを知る必要があると告げ、ファツィオリジャパンを紹介したところ、初めてのファツィオリに感激したまでは良いのですが、是非、ファツィオリジャパンに就職したいと申し出して見事に振られ、以降、あまりのショックのためか彼とは音信不通になりました。



ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  
浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中国市場頼みのピアノ業界が、今は困難に直面

ハリウッド映画も中国での興行収入が本国の数倍あるそうで、今では映画を製作する際には中国を強く意識せざるお得ないそうです。

頼みの中国が超不景気でピアノが売れていない

今迄は中国が最大のピアノ消費国で中国の不公平関税のために多くのメーカーが中国でピアノを生産していましたが、その頼りの中国が今は超不景気でピアノは売れず(9割減)ヤマハ、カワイやヨーロッパメーカーも大変な困難に直面しています。
  
 一言に中国のピアノメーカーと云ってもは30社以上あるようですが、超不景気ですでに下位の15社位は倒産という話も伝わってきますが、生産台数では№1がパールリバー(国営)№2が杭州ヤマハ(民営)№3がハイルーン(民営)となり、それらのピアノ工場は新しいだけに最新の生産設備を備えているようです。

中国でピアノを作るのは極端な元安だから


そのような背景からヨーロッパのメーカーはもとより日本のヤマハ、カワイも主な生産工程を中国工場おこなって本国に逆輸入しているケースが多いのですが、肝心の中国市場でピアノが売れなくなって、他に替わるピアノ市場がないのでメーカーは大変なようです。
 
 №3のハイルーン(民営)は主にヨーロッパの老舗ブランドのピアノを委託生産する中国の代表的なメーカーで、習近平さんも視察に来られるほどです。ちなみに№1は国策会社のパールリバー、№2は杭州ヤマハ(民営)



 

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ピアノのプレミアムとレギュラーシリーズの性能差

今のヤマハ、カワイのグランドピアノはプレミアムとレギュラーの2通リが用意されていますが、両者の
違いのご相談が多いので筆者の個人的見解とご理解の上お読みください

最近、注目されているシゲルカワイシリーズ


プレミアムシーズは値上げの一つの手段

昔はヤマハのグランドはGシリーズだけでしたが、今のCシリーズが上級者用として従来より高価格で登場してしばらく並行販売してましたが、両者を比較して当然ながら少し高価でも上級者用のCシリーズが売れるようになり従来のGシリーズは廃番になりましたが、今、振り返ってみてもGシーズとCシーズの性能的な違いはほとんどありませんでした。

2シリーズは日本だけ

同じピアノをプレミアムとレギュラーと分ける販売政策は世界的にみてもヤマハ、カワイだけで、例えばスタインウェイ等にはこれがなく、安価なスタインウェイはボストン、それより安価ものはエセックスとはっきりと棲み分けて性能も販売価格も大きく異なります。
そのような背景から単にメーカーの値上げの手段と筆者は考えています。


プレミアムとレギュラーシリーズの違いは出荷調整の差

これはヤマハの掛川工場で出荷調整をしている20代の若い調律師が弊社に来店された折に実際に聞いた話ですが、ヤマハのレギュラーシリーズの出荷調整時間は2時間半、プレミアムシリーズは8時間だそうです。
それではプレアムシリーズはベテランの名工がしているのか?という問いに、いいえ、若い我々がしていますとの返事でした。カタログではベテランのピアノの名工がしているというイメージでしたが。

実際に両者をショールームで試弾をすると、2時間半しか調整していないレギュラーシリーズと8時間調整しているプレミアムシリーズでは歴然と性能差があり、やはり少し高額でもプレミアムシリーズを購入しようとなります。

独自の出荷調整で音色・タッチ・表現力が大幅に向上します


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