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鍵盤木口の黄ばみが気になる方

 
「鍵盤の手前側だけ色が違うんだけど綺麗にするにはどうしたらいい?」
 
ヤマハの中古ピアノを所有されている方から時々このような質問を受けます。
 
 
ヤマハの場合、鍵盤の手前側は木口(こぐち)といって素材がセルロイドなのでだんだん変色&変形してきます。
上の写真は今年の6月にメンテナンス依頼でピアノを弊社でお預かりして全調整(整調・調律・整音)を行ないました。その際に木口の色が気になるから綺麗にしたいということでしたので新しく貼り替えることにしました。
ほんの少しくらいの黄ばみでしたらバフがけ(回転する機械に羊毛バフを取り付けて研磨する作業)である程度綺麗に戻りますが黄ばみが進行すると、貼り替えるほかありません。
 
 
 
 
 
 
 
工具を使って木口を剥がしていきます。
 
 
 
 
 
 
 
これが新しい木口です。表面にキズが付かないようにピンク色の表面保護シールが貼っています。
 
 
 
 
 
 
 
剥がした鍵盤の表面をペーパーヤスリで平らにしてから新しい木口を貼って固定していきます。この写真は固定して接着剤が乾いた後です。これから飛び出したところをヤスリで削っていきます。ここは手作業です。
 
 
 
 
 
 
 
 
これで完成です。
反り返って両端が浮いて手前の口棒に引っ掛かるようであれば弾く際に支障が出ますが基本的には見た目だけの問題ですので、もしヤマハの鍵盤の木口の変色が気になるようでしたら調律師に相談してみてください。
 
 
 
 
 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


マンションの防音工事風景

都内のマンションですが、ピアノ購入時にピアノ専用部屋の防音工事をされました。
施工業者は大阪のテクニカル・サウンドさんです。

ピアノ部屋のドアを二重ドアに

天井も反響を考慮した二十構造



窓も間隔を大きく取った二重サッシに


壁も音響を考慮したものに



 



完成した防音室


ピアノの防音対策


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


納入調律と納入調整の違い

普通は納入時にサービスで調律するのが納入調律(1時間少々)と呼びますが、弊社ではあえて納入調整(サービス)と呼んでいます。

弊社ではピアノが新しい設置環境に馴染む時間(環境の変化でピアノ内部の変化が大きい)が必要なので納入後、少し期間を置いてから納入調整(約半日、サービス)にお伺いします。


静かな部屋で落ちついて弾いていると、どんな高級ピアノでも必ず細かい不満点が出てきますので、納入調整では演奏者の不満点や好み(タッチや雑音、音色)をお聞きした上で、部屋の音響を考慮しながら、半日をかけてタッチも含め演奏者の好みの音色に合わせた調整と整音をすることを弊社では納入調整(サービス)と呼び、最終的に演奏者のお気に入りのピアノに仕上げます。








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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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