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最後の仕上げが整音です

調整と調律が終わり、最後の仕上げが整音です

整音とはハンマーの弾力を調整して好みの音色に全ての音色を整える作業のことですが、固いハンマーで打弦すると音色もきらびやかになりますが悪くすると耳障りになりますし、逆にハンマーに針を刺してハンマーに弾力を持たせると(柔らかく)しっとりとして落ちついた音色になります。ですから整音次第で同じメーカーの同型ピアノでも音色や響きの印象は随分変わります。



このメーカーはこんな音色と語られることが多いのですが、実は上記の整音で同じメーカーのピアノでも印象が全く変わってきます。

弊社のメンテナンス風景


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

丁寧な調整で初めて本来の性能を発揮します

弦楽器は構造がシンプルで演奏者の指や腕で直接演奏しますので、楽器の良し悪しよりむしろ演奏者の技量が問われますが、ピアノという楽器は鍵盤を通じてリモートコントロールで打弦するという特殊な楽器なので、演奏者の意図する演奏をするためにはメカニズムの調整が極めて重要です。


材料を吟味しメーカーで精密加工、組み立てした新品の高級ピアノでも、メカニズムの部材が木やフェルト、クロスと云った自然素材である以上、素材に伸縮や歪みが出てくるのが宿命であり、しかも全てがリンクして作動しているので、納品前に調律師の手でそれらの動的メカニズムの修正と摺合せの調整をしないと決して本来の性能を発揮しません。

ただこれらの一連の調整作業を一通り行うには手慣れた調律師でも新品で3日(中古品は倍以上)ほどの作業時間が必要ですので、大概は調整が省かれています。

アップライトピアノの打弦メカニズム

グランドピアノの打弦メカニズム



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


イコニコストリートピアノと共に

 

岡山駅前のイコットニコットに設置してあるイコニコストリートピアノがもうすぐ1周年を迎えようとしています。

ちょうど一年前の8月頃に岡山初のストリートピアノ設置の実現が決まりました。
何もかもが初めてということもあり設置したピアノが果たしてどれくらい弾かれるのか、ピアノ内部がどのような変化をしていくのか、全てが未知の世界でした。

 

 

 

この一年、少なくとも月に一回のメンテナンスを行なってきましたが、予想よりはるかにピアノ内部の変化が大きく、季節の変わり目はそれが特に顕著に現れ正直月に一回のペースでも足りないほどでした。そんな中、突如弦が切れたりとアクシデントもありましたが、この一年でこのイコニコストリートピアノの変化の傾向が分かってきたように思います。
いろんな意味でこのストリートピアノを通じて勉強になりました。いや、まだまだ勉強中です。
イコニコストリートピアノの設置と同時に私も同じストリートピアノ調律1年生としてこれからもたくさん学んでいきたいとそのように思っています。

 

 

今回は初めてVlogに挑戦して定期メンテナンスの様子をご紹介しています。

 

>>>ICOTNICOT(イコットニコット)

>>>TSCテレビせとうち

>>>【舞台裏見せます】岡山初イコニコストリートピアノができるまで

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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