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メーカートップから考えるピアノ選び

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ピアノ選びを考える時に、ピアノメーカーのトップの人生哲学やピアノの対する価値観に共感できるか否かもピアノを選ぶ参考になると思います。

あらゆる組織はトップで99%決まるという話があり私も同感ですが、有名なところでは松下幸之助さんや本田宗一郎さんがありますが、楽器業界ではスタインウェイ一族が有名です。

今のピアノ業界をその観点から見るとピアノを単なるいち商品としかみないサラリーマン社長や投資家がオーナーというメーカーばかりです。

例えば今のスタインウェイのオーナーは有名な投資家のジョン・ポールソンさんで彼は音楽やピアノのことは全く分かないそうですが、ご自身は金持ちだからスタインウェイを娘に買った、だから金持ちにスタインウェイを売りなさいというのは基本方針です。

だからかどうかわかりませんが、スタインウェイ社の幹部も同様で今のスタインウェイジャパンの社長さんは元々家具業界の人で、その前の社長さんは時計会社の人でした。

そのような観点から今のピアノ業界をみると、抜きに出ているのがファツィオリピアノの創業者のパオロ・ファツオリさんです。

ファツィオリピアノの創業者 パオロ・ファツィオリさん




ファツィオリの創業は1980年で業界歴は短いのですが、スタインウェイより魅力的なピアノを作るということを目標に今のファツィオリを立ち上げましたので、ファツィオリピアノを一度試弾されるとスタインウェイを超えた魅力に驚かれるのではないでしょうか

もう一人挙げるとチェコのペトロフピアノの創業者の5代目社長のスザンヌ・ペトロフさんがいますが、この方のピアノ製作にかける真摯な情熱が信頼できます。

ペトロフピアノの5代目社長 スザンヌ・ペトロフさん

ペトロフ社の社長室にて筆者

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お薦めブランド ファツィオリ   ペトロフ

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノはイージ―オーダーの楽器です

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ピアノという楽器は他の楽器と違い、鍵盤から木とフェルトを使った自然素材で構成される複雑なメカニズムを通してリモートコントロールで打弦するという特異性を持っています。

ですから調律師の手による木とフェルトの伸縮や歪みを修正してそれらの丁寧な擦り合わせ調整が必要ですが、タッチ、音色、響きという性能も調整と整音で演奏者の好みのタッチや音色に変えることができます。

ですからメーカー別の音色等の特徴を論評するにしても、同じメーカーの同型ピアノでも調整と整音で随分印象が変わります。

たとえばスタインウェイは大ホールで演奏する場合は存在感がありますが、これを天井が低い6畳の部屋で弾くとそのままだと響き過ぎて、たぶん多くの人が耳障りで弾いても疲れるのではないでしょうか。

部屋の音響と演奏者の好みに合わせた整音が必要です

本格的に鍵盤の重さを変更するには鍵盤の鉛調整が必要です


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


弊社のお薦めブランドの考え方

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日本で有名なブランドと云えばヤマハ、カワイ、スタインウェイですが、ピアノに詳しい方でも他にはベーゼンドルファー、べヒシュタインくらいかと思います。

有名ブランドの良いところは有名ブランド故の安心感ですが、有名ブランドの欠点はブランド料が上乗せされているので割高な価格設定になっているとことです。

弊社の考え方ですが、ピアノはイージ―オーダーの楽器と考え、いかなるピアノであれ丁寧な調整と整音で個々の演奏者の好みに仕上げれば、手離せないほどの魅力的なピアノになるという考えです。

なので予算枠のなかで出来るだけ高品質のピアノを購入する、つまりコストパフォーマンスの高いピアノをお薦めブランドとしています。





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