[ ]ピアノの寿命は何年くらいと考えるか?
性能(音色や響き)や寿命に深い関わりを持つ響板
結論から云えば、修理(リニューアル)をすれば何年でも使えますので、費用対効果で、買い替えた方が合理的か否か?となりますので、オーナーがどれだけの価値を見出すピアノ(愛着が持てるピアノか)かどうか?ということになります。
なので思い出深いピアノや今のピアノにはない上質のピアノ、高級ブランド品、ヨーロッパ製の輸入ピアノなどは、少々(国産の同型新品に近い)のお金をかけてもリニュアルしますので、本格的なリニューアルをすると寿命は優に100年以上ということになります。
ただリニューアル作業は、1台1台、手作業なので(手作りピアノ?)作業効率が悪く割高になりますが、せっかくなので上質の部品を使い丁寧に仕上げると、今の新品以上に魅力的なピアノになる可能性があります。
一言にリニューアルと云っても予算の関係で、どこまでやるかというレベルがありますが、一応、消品を一通り替えるのがリニュールという概念ですが、同時に外装の修理や再塗装もあり、究極は響板やアクションも新品にそっくり交換することもあります。
代表的な消耗部品のハンマー
弦も金属疲労(弦切れ)を起こすので張り替えします
弦を支えるチューニングピンも緩くなり調律不能になるので、弦の張り替え
の際に一回り太いピンに交換します
響板の割れ目を埋め木して補修します
内部にたくさんのフェルトやクロス(消耗品)が使われていていますので
これも交換、貼り替えした上で最適化します。
弊社でオーバーホールした1969年製ヤマハU1 ウォルナット艶消し猫足仕様
チューニングピアノと弦、ハンマー、フェルトとクロス類を交換、鍵盤張り替え
外装再塗装、再調整済、お値段は¥900.000-(税込)ほどになります。
弊社でリニューアルした1965年製スタインウェイ C-227
(セミコンサートモデル)お客様宅にて
詳しくは弊社HP、ピアノの寿命をご覧ください。
ピアノの寿命
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。
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