[ ]スタインウェイとファツィオリの経営哲学の違いの解説
いずれも最高のピアノブランドですが、両者の経営哲学は大きく異なります


株主資本主義のスタインウェイ
株主資本主義とは会社は株主(投資家)のもので利益を最大化して株価を上げてから短期間で売り抜くということのようです。なので会社が利益を上げるためには何でもするというスタイルなので徹底的な合理化が行われ、結果として富裕層(投資家)にお金がまわり、中間層である社員は貧乏になるので貧富の差が広がるのだそうです。
スタインウェイ社は2013年にジョンポールソン氏率いる投資ファンドに買収され、今は金持ちにスタインウェイを売りなさいという考え方です、まだ未確認情報ですが、中国資本がスタインウェイ社を買収したとの噂話が業界で出ていますが、それもありなんと思わせるものがありまます。
公益資本主義のファツィオリ
これと対照的な公益資本主義という考え方がありますが、これは会社は社会や社員に貢献するために存在すると考え方ですが、今では少数派のようようです。そのような視点から両社をみると典型的な株主資本主義がスタインウェイ社で、公益資本主義がファツィオリという見方ができ、創業者のパオロファツィオリさんが周囲の反対を押し切り、演奏者のためのピアノということで立ち上げたピアノがファィオリです。
ファツィオリは操業が歴史が浅く、創業者のパオロ・ファチオリさんが現役のオーナー社長で「演奏者にとって最高のピアノを!」という考え方で、良いと思うものはコストを無視してでも積極的に取り入れるというスタンスで、最近では業界初の三層響板を開発し、こうすることで響板としても高性能で古くなっても響板割れや雑音が出ないようです。
創業者のパオロ・ファツィオリ氏と筆者





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