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タッチが重いピアノの原因と対策 №2



大学等の備品のピアノは台数も多く、メンテナンスも価格優先で業者選びをされ最低限の調律しかされないメンテナンスなので、大半がタッチも重く弾き難いピアノだろうと思います。

また多く(恐らく半数以上)のホールのピアノも、実は弾き難い(タッチが重くレスポンスが悪い)状態にあると思われます。

しかも定期的な保守点検をして、普段は楽器保管庫に保管されているスタインウェイであったとしてもです。
 
せっかくの保管庫ですが、多くのホールのピアノ管理者の方が、残念ながらピアノや楽器に全く興味がない方が多く、丁寧に説明を尽くしても馬耳東風の方が多く(得意先である以上、それ以上は強く云えないという事情も)しかも担当者が2年位で変わることが多いで、保管庫を定期的にチェックする習慣がないようです。

そのため保管庫の空調の電源が切れていたり、加湿と除湿の時期が反対であったりして、せっかく丁寧に調整したピアノであっても、残念ながら元の木阿弥になっていることが多く見受けられます。

もちろん中には、ホール担当者がピアノや音楽がお好きで、ピアノの管理状態に気を配ってくれる方もおられますので、そのような担当者のいるホールのピアノは、演奏者からは評判が良いのですが、これはどちらと云えば少数派ではないでしょうか。

学校や公共のホール等のピアノは、担当者のピアノに対するご理解が圧倒的に不足しているので、概ねあまり良いコンディションのピアノは少ないのですが、ご自宅のピアノのメンテナンスだけは、せめて鍵盤まわりの調整だけでもやると快適なピアノになります。

鍵盤まわりの仕組み








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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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