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さらなる中古ピアノの問題点

中古ピアノは調整以外にも問題点があります。たとえ設置環境が良く演奏頻度が低いピアノでも、一般に30年から40年もすると消耗部品がかなり経年劣化しています。


仮にその消耗部品を新品に交換して丁寧な調整をすると性能は新品よりむしろ良くなりますが手間(コスト)がかかるので新品の価格かそれに以上になります。

1960年代のヤマハの外装の再塗装



消耗品の弦、ピン、フェルト類を新品に交換して、現在、最終の調整中です



中古ピアノを購入後、本来の性能を維持しながら長く快適に弾き続けたい場合は、そのあたりが中古ピアノの問題点になります。

中古品はいろいろリスクが多いので、購入時には信頼できる店で新品以上に丁寧な試弾をして十分に性能の確認をする必要があります。


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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