[ ]適切な空調管理でピアノも長持ちします
せっかく丁寧な調整を施しても部屋の温度と湿度管理が適切にされていないと、金属部品が錆びるだけでなく、木材やフェルト・クロスが変形し、早期に調律や調整が狂って寿命も短くなります。
音楽ホールの楽器保管庫と同様に室温を20~24℃、湿度も50%前後を年間を通じて保つと、演奏しない限り大きな変化がありませんので、結果的にメンテナンス費用も安上がりになります。
ピアノ部屋の空調如何で、調律や整調・整音の維持期間が全く違ったものとなりますので、定期のメンテナンスは一律に半年か1年ということではなくて、音程が狂って気持ちが悪いと感じた時がメンテナンスの時期です。
ピアノの快適な性能を維持するには除湿機と加湿機は必需品ですが、日常のことなのでなるべく手間のかからないものがお薦めです、 参考までに弊社が使っている除湿器と加湿機をご紹介します。
MITSUBISHI 除湿器 4万円前後
湿度設定が可能なところが〇です。湿度50%に指定しておけば、それ以下の湿度の場合は作動せず無音となり、50%以上の湿度になると自動的に作動を始めるのが魅力です。
ショールームは広いのでナカトミ スチームファン式加湿器[SFH-12]2万円前後を使っていますが、ピアノ部屋だけならもっとコンパクトなものが良いと思います。
ピアノの性能を大切にお考えの方に、下記の資料2点を無料進呈しています。
グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです