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出荷調整の重要性がなぜ理解されないのか?

出荷調整とは納品前にメーカー又は販売店が行う調整のことですが、これの性能に対する重要性を繰り返し訴えていますがなかなか理解していただけません。

一通りの出荷調整は新品で3日間(中古品ならその倍以上)の作業時間が必要ですが、やれば性能(タッチ、音色、表現力)が大幅に向上します。

しかし現実はメーカーが行う出荷調整は国産グランドの新品で2時間半、プレミアムシリーズでも8時間しか行わていないので、性能(タッチ、音色、表現力)を大切に考えると足らずは販売店が行う必要があります。

新品の3日間かかる出荷調整のコストが仮に20万円とすると、1千万円のピアノなら品代の僅か2%ですが、100万円のピアノでは20%になります。

これが過去の癖がついている中古ピアノでは今までの癖をリセットしてからの調整になるので新品の倍以上(1週間程度)の作業時間が必要なので、仮に50万円クラスの中古ピアノであれば、品代の50%以上が調整でコスト増になりますので大概は調整が省かれています。

しかし出荷調整の性能(タッチ、音色、表現力)が大幅に向上することを考えると、弊社ではたとえ安価な国産の中古のアップライトピアノでも丁寧な出荷調整を行っています。

音声でご案内しています


かつてのスタインウェイジャパンの出荷調整シーン

調整しているのはスタインウェイの社員調律師の石井氏

石井氏のスタインウェイの保守点検(2日間)シーン(岡山県建部町文化センター)

岡山県ゆるびの舎のスタインウェイの保守点検
スタインウェイ社の社員調律師の鈴木氏、ちなみに今はスタインウェイ社の出荷調整を行っているのはこのお二人だけで、他は外部の委託調律師に任されているようです。


今では1千万円超えの高額なスタインウェイの新品でも日本で行われる出荷調整は5時間に制限されているそうですから、他のメーカーは推して知るべしと云ったところでしょうか。

出荷調整(プレップ・アップ)はなぜ省かれるのか? №2

ご覧頂くと出荷調整で性能が飛躍的に良くなることがご理解頂けます
弊社の出荷調整作業を動画でご紹介しています

 

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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