[ ]ピアノのブランドによる価格差と性能差は?
音色と響きに差が出る
現代のピアノの基本的な構造はどれもほぼ同じですが、高額で高級なピアノほど良質な材料(木材)を使い、特に純ヨーロッパ製ピアノは数年の時間をかけて天然乾燥します。
安価なピアノはそれなりの材料(木材)を使い短期間で乾燥させて使いますが、これが微妙に音色や響きに影響してきます。
これに輸入高級ブランドはブランド料が加算され、絶対的な生産台数の少ない分高額になりますが、メーカーの1台あたりの利益率や利益額も大きくなります。
最近はピアノも値上げが続いていますが、これは総需要減(特に中国市場)で生産台数が少なくなり、たとえば月産500台の工場が月産400台になると、工場の稼働費が20%高くなるので、その分が値上げになります。
合理化に限界がある生楽器であるピアノは、将来も安くなることは考え難くく徐々に高額になっていき、メンテナンス費用も技術者不足で高額になっていくと考えられるので、ピアノ自体が高級品扱いになってくると考えられます。
フォイリッヒ
ディアパソン
スタインウェイ
ファツィオリ
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
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間違いだらけのピアノ選び ~ 目 次 ~
【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない
◎ピアノは8千個の部品
◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器
◎仕上げが整音
◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない
◎ピアノはセミオーダーの楽器です
【第二章】調整によるエピソードのお話
◎中古ピアノが高い勉強代に
◎安価でも高級ピアノより魅力的
◎ブランドを信じて購入したが失敗
◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満
◎値段ほど差がない高級ピアノ
◎好みのスタインウェイがなかった
◎丁寧な調整でヤマハでも満足
◎好みのスタインウェイを求めて
◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?
◎ヤマハは温泉に浸かったような音?
◎ピアニストと専属調律師のお話
◎腱鞘炎になって困っている
【第三章】中古ピアノの問題点
◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い
◎さらなる中古ピアノの問題点
◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?
【第四章】調整シーンを写真でご案内
◎グランドピアノの調整作業
◎アップライトの出荷調整作業
【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ
◎最近のピアノの生産事情
◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語
◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ
【第六章】日本のピアノ事情
◎毎年減少する日本のピアノ市場
◎余談ですがスタインウェイについて
【第七章】筆者のブランド選びの見解
◎コストパフォーマンスが高いか否か
◎ピアノは素材という考え方
◎メンテナンスについてグランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分
