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ここ20年でピアノの価格が1.5倍になっている

ヤマハやカワイの価格だけを見ていると単なる値上げですが、ヨーロッパからの輸入ピアノを扱っていると毎年仕入れ価格が上がってきて、気がつけば20年前の約1.5倍から2倍ほどになっています。

たとえばスタインウェイの代表的な機種であるB-211の今の価格は¥23.606.000(税込)になっていますが、その昔は1千万円かそれ以下で購入できた記憶があります。

これはスタインウェイに限らず純ヨーロッパ製ピアノはペトロフ等軒並み値上がりしており、売る側から見るとあまりにも高価になり過ぎて日本では売りにくくて困っていますが、頼みの中国市場も極度の不景気で売り上げが9割ダウンとの話も聞こえてきます。







日本は失われた20年とか言われ国民所得が20年前と変わりませんが、よくよく調べてみるとこれは日本だけで、諸外国はこの20年で国民所得が1.5倍以上になっているようですので、それで帳尻があっているようです。

ヨーロッパ製中古アップライト(極上)が3台入荷しました!

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


トップの顔が見えるピアノメーカーが安心です!

船井総研の創業者の(故)船井幸雄氏の言葉に「あらゆる組織(会社も家庭も)はトップで99%決まる」という話があります。

日本では創業者オーナーの松下幸之助さんや本田宗一郎さんが有名ですが、やはり信頼と情熱を持ったトップがいるピアノメーカーであればピアノにも信頼がおけるように考えています。

楽器業界ではローランドの創業者(故)梯郁太郎氏が有名ですが、これらのトップに共通しているのは腰が低く、現場の話も素直に聞くようで、偉そうにするという話は聞きません。

梯氏とは何度もお会いしたことがありますが、販売現場のいち女子店員の話も熱心に聞いていたのが印象に残っています。

そのような意味では、過去に輝かしい歴史を持った有名ブランドのピアノも、現在のトップがどのような人物か?でピアノの品質も随分変ってきます。

たとえばスタインウェイ一族はもう残っておらず、今のスタインウェイのオーナーはアメリカの投資家ですし、日本のヤマハもサラリーマン社長ですが、いずれ交代する可能性のある人達です。

そのような観点から今のピアノ業界を見ると、今、自社のピアノに一番こだわりを持つ最右翼が、ファツィオリピアノの創業者パオロ・ファツィオリさんのように思います。

ファツィオリピアノの歴史はまだ短いのですが、最近の有名な国際コンクールには、ヤマハ、カワイ、スタインウェイに並んでファツィオリが登場します。

ファツィオリピアノのオーナー創業者のパオロ・ファツィオリ氏
優しい人物で人を惹きつける魅力を持っています

パオロ・ファチィオリ氏と筆者 


スタインウェイとファツィオリは、ともに最高級ピアノで同価格帯のライバルですが、スタインウェイが年産数千台に対して、ファツィオリの年間生産台数はわずか120台程ですので、当然、1台1台のピアノに対する作り込みも違ってきます。

ペトロフピアノの5代目社長、スザンヌ・ペトロフ氏(筆者と社長室にて)


フォイリッヒの CEO Ernest Bittner氏


お薦めブランド ファツィオリピアノ

お勧めブランド ペトロフ

お勧めブランド フォイリッヒ

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【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ディアパソンピアノの総1本張りのご紹介

創業者、大橋幡岩氏が設計した定評ある大橋フレームと総1本張り

今では珍しいディアパソンDG-183の総1本張り、全ての弦を1本1本張っています



現在の主流はターン張りと云われる張り方で、1本の弦をターンさせて使用していて、ヤマハ、カワイ、スタインウェイ等がほとんどのピアノがこのターン張りです。

スタインウェイのターン張り


あえて内部に日本製を強調、今ではそうでないピアノが多いからか?


浜松のディアパソンの名匠、乗松氏のご紹介

この総1本張りはヨーロッパ製のピアノでは、今でも見ることができる張り方ですが、いろいろ見聞してみると、昔のピアノは良く弦が切れていたようで、特に重要なコンサート中に弦が切れてピアノ演奏ができなくなるのを防ぐために、特に昔は総1本張りの必要性があったようです。

今でもピアノ愛好家の方の中には1本1本弦を張るので弦が捻じれないという意味で1本張りを高く評価される方もおられます。

ところで注目いただきたいのは、このディアパソンの総1本張りの方は弦の端の響きを押さえるための弦の下に赤いフェルトが敷かれていますが、ターン張りの方は弦の端を敢えて鳴らすように考えられています。

ディアパソンの古いカタログを見ていると、中立音が美しいディアパソンと大きく謳われていますが、最初は中立音って何?という疑問があったのですが、それはこのフェルトにあったようです。

今の考え方の主流は、弦の端から端まで鳴らし、極力きらびやかな響きを出したいという考え方(設計)ですが、今でもディアパソンのDG-183は、これを良しとせず、弦の端を切り捨て中央部分の美味しい所だけを鳴らすという考え方で、あえて弦の端にフェルトを敷いていますが、これは設計者の大橋幡岩氏の思想です。

大根や人参を料理する時に、端を切り捨てるのと同じ考え方ですが、逆に、切り捨てるのはもったいないから全部使おうという考え方が今の主流ですが、これは演奏者のお好み次第かと思います。

お薦めブランド ディアパソン


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

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