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ピアノ選びの難しさについて

散髪屋さんの場合「気に入らなければ2度と行かないし、気に入ればずっと行きます」その意味でお客様が結果を的確に評価してくれます。

ピアノの評価は、音色、タッチ、響きがご自身の感性に合うピアノが一番良いのですが、少し演奏される方でないと良し悪しの判断が難しいところがあります。

しかしながら好きでピアノをお弾きになっている方は演奏力に関わらず、ご自身の出す音を良くお聞きになり、音色や響き、タッチ等にも敏感で、それらの違いが良くわかる方が多いのが特徴です。

弊社のお客様を振り返ってみると、結果的にそんなピアノ愛好家の方が多いように思います。

弊社の展示ピアノは中古品を含め全て丁寧に調整しています

弊社の店頭のピアノは50万円の中古ピアノも手を抜くことなく、1千万の高級ピアノと同じような手間をかけて丁寧な調整を施して、皆様のご試弾をお待ちしています。

いかなるピアノであれ丁寧な調整で随分快適なピアノに仕上がります。

写真は弊社での調整のほんの一部です。













下記のページも、ぜひご参照下さい。
ピアノの選び方とその問題点

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


原材料の高騰でピアノの値上げは必至か?

ピアノの主材料は良質の木材

ウッドショックでピアノの原材料の木材は値上がりしていますが、さらに今回のウクライナ紛争で資源大国のロシアや東欧諸国(ウクライナ等)からの木材の輸入が難しくなっており、世界的に木材価格が値上がりしてきています。

他にも原油や液化天然ガスが値上がりして、さらにコロナ対策で中国の上海までロックダウンされ、中国から多くのピアノ材料を輸入しているピアノ業界には厳しいものがあります。

※ちなみに、最近のスタインウェイは一旦、中国の上海に在庫されたものが日本に輸入されています。

チェコのペトロフ社の工場にて



チェコのペトロフ社の塗装工程




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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


西陣織職人の「弟子募集」とピアノ調律師

京都の西陣織職人がツイッターで弟子を募集したところ、その求人条件が「ひどすぎる」としてインターネット上で批判を浴びる騒動があったとのニュースがありましたが、私には今のピアノ業界、特にピアノ調律師業界とイメージがダブリます。

西陣織職人の募集内容は

「西陣織を習いたい、将来的に仕事にしたい方を募集します。ただし最初の半年は給与的なものも出ませんし、その後の仕事を保証はできません。ただ、この西陣織の職人が減りゆくなか、将来的に技術を覚えておきたい方に無料で教授いたします」です。

一般から見たら酷い労働条件になりますが、私には募集側の事情も良くわかります。

伝統的な西陣織


ちなみにヨーロッパでは日本と違い、職人の社会的地位も高く、給与レベルも高いので優秀な職人が多いようです。

 
チェコのペトロフ社のピアノ作り風景
ペトロフ社のピアノ作りの職人

ペトロフ社のピアノ作りの職人

ピアノ調律師になろうとした場合は、高卒、または大卒後、浜松のヤマハ、カワイの専門学校に1年間行き授業料も300万円ほどは必要ですし、その他の調律専門学校では2年間で300万円程の授業料が必要になります。

西陣織のように出来不出来が誰でもわかる物は、半人前の技術者は全く役に立たないので、本来の技術習得のためにはさらに何年もの下積み経験が必要になります。

しかしピアノの場合はピアノが弾けない方には性能(音色、タッチや表現力)の評価ができないので、専門学校を卒業後すぐに、一般家庭を有料で調律して回っているのが西陣織と一番違うところです。


ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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