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防音だけでなく快適な音響空間が重要

防音工事の専門会社 テクニカル・サウンドの中辻社長さん(左)と社員さん 

弊社に来店時


機会あるごとに防音の専門家の社長さんから勉強をさせてもらっている筆者ですが、お話では防音対策で一般にあまり理解していただけないのが快適な音響空間だそうです。

みなさん、防音には興味を持ってもらえるのですが、単に部屋の音を外部に漏らさないように音を遮音するだけではだめで、仮に狭い部屋で演奏しても快適な音響空欄をいかに作るか?はそれなりの技術と工夫が必要で、そこが防音業者としての腕の見せどころだそうです。

テクニカル・サウンドさんが設計した一戸建の1Fにある防音室 
岡山県倉敷市 
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このお客様の場合、家の新築の際に、防音室の設計だけ中辻社長さんが行いましたが、新築なので今ある部屋を改造するのと違い(スクラップ&ビルド)にならず、安価(アビックスと同程度の予算)でほぼ完璧な防音室ができました。

閑静な住宅街ですが、ご本人様がジャズの愛好家なので、金曜日の夜ともなると、友人が集まり、ピアノにドラムとウッドベースが加わり夜中までセッションされるようですが、音響と防音は全く問題ない防音室と云えます。

弊社のお客様で都内港区南麻布のマンションの防音工事現場

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完成



ピアノの防音対策

テクニカル・サウンド


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


私のピアノ選びの失敗エピソード

私には女の子が二人いてピアノを始めたので古いピアノを与えましたが、後日、娘から汚いピアノというクレームがつき、おばあちゃんが新品の木目の素敵なピアノを購入してくれて娘は大いに喜びました。

娘が成人してからまたま昔の思い出話になった時、私は娘とうちの奥さんからピアノのことでボロクソに言われました。

娘からは「どうせ、続くかどうかわからないので何でも良い」という父親の気持ちが伝わって悲しい気持ちになった」そうです。

うちの奥さんからは「男は家に帰って寝るだけだけど、女は家の中に置くものは家具でも何でも良く考えて買っている、汚い物を家の中に置いてくれるな」というお叱りを頂きました。

教訓

お子様にピアノを与える場合は「あなたのことを大切に考えているから良いピアノを選んだ」という気持ちがお子様に伝わること、また奥さんには「たとえ弾かなくなっても家の中にづっと置いておきたい」と思わせるピアノ選びが大切ということがよくわかりました。




 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ業界は既にデジタル化されている

日本はデジタル化が遅れているので労働生産性が低い、日本も早期にデジタル化し生産性を上げないと、このままでは一人当たりのGDPが低いままと言われています。

しかしピアノに限ってみれば推測ですが既に80%以上がデジタル化して、アコスティック(生)ピアノは20%以下ではないかと思います。

アコスティックピアノは自然素材を使った複雑なメカニズムを持つ故に、性能(音色やタッチ、表現力)を大切に考えると丁寧な調整・調律・整音が絶対条件でメンテナンスも同様なので極めて労働生産性が低いのがアコスティックピアノ業界です。



トヨタ自動車の不正車検が問題になり、メディアによると1台の車検整備を1時間半で完了しければならないという規定だったようで、これには少し無理があったようです。

車と違いピアノの場合は自然素材故に、手を入れようとすると無限に調整することがあり、今は時流に合わせた採算重視のピアノメーカーや販売店の考え方で、たとえ高価な最高級ピアノでさえメーカーや販売店の丁寧な出荷調整は全く望めないで、せっかくの高級ピアノも本来の性能を発揮していないが残念です。







 
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植田 信五


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