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ピアノも三つ子の魂百まで

ピアノはメカニズムに天然素材を多用しているので、新品から3年位は部品の伸縮や歪みが大きいので、最初に丁寧な調整がされず各部品が歪んだ状態のまま弾き続けると間違った癖を持ったまま固定していきます。

しかし人間と違いピアノは、後から部品の歪み等を修正して動きを正しい位置に戻してやると本来の性能を発揮するようになります。

ただリセットするためには余分な手間がかかります。たとえば再調整する際には、ハンマーの打弦位置が変わるので、今までについた弦溝を削り余分なハンマーのファイリング(削る)や整形が必要になりますが、他の部品も同様です。




弊社の納品前の出荷調整


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


快適なピアノは基本性能+丁寧な調整+音響で決まる

弾いて気持が良いピアノはこの3つの要素を満たす必要があります。

ピアノの基本性能+丁寧な調整+部屋の音響という3つの要素を高いレベルで満たす必要があり、さらに現実にはご近所の迷惑にならないように防音の配慮も必要になりますし、それを維持するためには部屋の温度と湿度管理も重要になります。

ログハウスに置かれたピアノ




都内南麻布のマンション、防音と音響の工事中の現場
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設置環境が両極の2枚の写真を貼りましたが、上のログハウスの場合はそれだけで快適な音響ですし(但し、温度と湿度管理が難い?)逆に都会の集合住宅の場合は防音と音響の配慮が必要になります。

舞台の反響板、万遍なく快適な音を飛ばすために必需品
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3つの要素はどれも外せないものばかりですが、予算面で考えると、ピアノ代金と部屋の音響と防音は高額ですが、一番安価なのが丁寧な調整(整調・調律・整音)となります。

納入前の出荷調整(整調・調律・整音)と納入後の丁寧な調整が不可欠です
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快適なピアノ=ピアノの基本性能+丁寧な調整+部屋の音響の3つの要素を高いレベルで満たすことが重要ですが、これを完璧なレベルまで上げようとすると、相当な予算が必要になります。

しかし逆に考えると予算配分としては、ご予算に応じたお気に入りのピアノを購入して、これに丁寧な調整を施し、防音は簡易防音で対応、ご自身で温度・湿度(加湿器と除湿機を併用)すれば、満足度の高いピアノライフの持続が可能なように思います。

ピアノの選び方とその問題点

ピアノの防音対策

ピアノの調律とメンテナンス


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


実家のピアノをメンテナンスしてもらいました

Morita Music School♪ ちえ先生のつぶやきより

先日、実家のピアノを大幅にメンテナンスしてもらいました!おねがい

 
といいますのも、長年の悩みがなかなか解消されないので、この度新しい調律師さんにお願いし、1日かけていろいろな調整をしてもらいました音譜
 
私はこれまで、
 
ピアノは調律さえしていればいいのかなぁ、
鍵盤の重さはどうにもならないのかなぁ、
音もクリアにならないしなぁ、でもこれは元々ピアノの持ってる性格みたいなものでどうにもならないんだろうなぁ、
 
 
と思い込んでいました。
 
それを今回お願いした調律師さんに、「ちゃんと調整すれば全て解消しますよ」と言われ、思い切ってお願いしました爆笑
 
 
まずは部品を1つ1つ磨いていくところから。
 
中を開けてみるとほこりもどっさり!!
 
しかし磨かれてピカピカになっていく様子は気持ちがよかったですおねがい
 

 

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ピンを磨くことで摩擦もなくなり、鍵盤の上下運動もスムーズになるそうですニコニコ
 
 
次はガッツリ付いていたハンマーの溝もヤスリで削って元どおりになりました!
 
 
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そして最後には鍵盤の重さも調整してもらいまひた照れ
 
重りを使いながら、なるべく軽くしてもらいました。
 
最後には調律もして、完了です!
 
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まるでピアノが生まれ変わったようになりました♪
 
音も明るくなり、抜けもよくなりました!
 
まだまだ改善の余地はあるようなので、これからも少しずつベストな状態に持っていけたらと思います照れ
 
調律だけでなく、メンテナンス(調整)の重要性も学べたいい機会でした♪
 
 
10年以上経つピアノですが、これからもまだまだ活躍してくれそうです爆笑
 
私がお願いした調律師さんがいる岡山の「浜松ピアノ店」です↓
 
 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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