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中古ピアノの問題点は再調整が省かれていること

古い弦楽器が高評価される訳は、木は年数が経過すると固くて強くなる特性があるので、新しい弦楽器より古い弦楽器の方が鳴りが良くなり楽器として優れるということですがピアノも同じことが言えます。

しかし構造が簡単な弦楽器と違い、ピアノは内部に複雑なメカニズムを持ち消耗品がたくさんあるので、性能の良いピアノに仕上るには内部のメカニズムの長年の癖を取ってリセットしてから再調整の必要がありますが、それらの手間が半端ではなく手間(コスト換算で数十万円)がかかります。

ですから価格優先の中古ピアノは本来かけべき手間が省かれているので、いくら年式が新しく見た目が綺麗な中古ピアノも大概は弾き難く表現力の劣る中古ピアノばかりになります。

この失敗を避けるには、新品以上に十分な時間を取って丁寧に試弾する必要があります。

中古ピアノが商品になるまで

弊社の中古ピアノが商品になるまでの作業工程をvol.1 vol.2  vol.3  vol.4  Vol.5  に分けてで詳しく案内しています

中古ピアノのメリット・デメリット









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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


多くの人に取ってピアノ選びは難しい

長くピアノ販売の現場にいて思うのは、ピアノ演奏が好きな人でないとピアノ選びは難しいと思います。

音色と弾き心地が良く表現力豊かなピアノが理想的ですが、それらを体感するには若干の演奏力と経験が必要ですし、大概はそれまで十分に調整ができていないピアノを長く弾かれてきた方が多いので、たいていの方は試弾当初は力んだ弾き方になります。

良く調整されたピアノなら大きな音も力まず無理なく出せるし、ピアニシモも綺麗に出すことができますが、今までの癖で力んで弾いてしまう方が多いのですが、しばらく弾いていると自然に体が馴染んできて、そのピアノ本来が持つ綺麗な音色で演奏されるようになります。

ですから試弾の際も、体が馴染むくらい時間をかけて一人でリラックスして演奏してみる必要があります。





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ調整のビフォアーとアフターの性能差は歴然

入荷したばかりでまだ調整されていないディアパソンDG-166 2Fショールーム



調整が完了したばかりのディアパソンDG-166 1Fショールーム



昨日、ご注文頂いていたディアパソンDG-166が入荷して出荷調整が完了したので、念のためにご試弾にご来店頂いたのですが、たまたま2Fに入荷したばかりで未調整のディアパソンDG-166があるので、未調整のDG-166と調整済のDG-166を比較試弾していただきました。

出荷調整とは?

なかなかこのように同一機種のビフォアーとアフターの比較試弾のチャンスはないのですが、双方の大きな違いに納得いただけました。

さらに鍵盤の重さを均一にしてより快適な演奏のために鍵盤の鉛調整のご依頼を受け、ただ今、鍵盤の鉛調整中です。



鍵盤の鉛調整を動画でご紹介しています





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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