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鍵盤調整の次はアクションの調整です

土台である鍵盤調整が完了したら鍵盤の上に載っているアクションメカニズムの調整に入ります。

細かい部品がすべて有機的にリンクして機能を果たしているので、それらのバランスを取る必要があります。






弦合わせ調整作業の動画(57秒)



サポート合わせ調整作業の動画(56秒)



バックチェック合わせ調整作業の動画(54秒)



ジャック前後調整作業の動画(41秒)



ジャック高さ調整作業の動画(39秒)



ハンマー接近調整作業の動画(59秒)



ハンマードロップ調整作業の動画(42秒)



 打弦距離調整作業の動画(58秒)


ハンマーストップ調整作業の動画(57秒)


レペティションスプリング調整作業の動画(59秒)


ピアノという楽器は鍵盤からアクションを通じて打弦する仕組ですが、これらが全てリンクしているので、一つでも不具合があると本来の性能を発揮しません。

鍵盤調整から始めてここまでで新品のピアノでも2日間の作業時間が必要になります 

調整を理解せずピアノの性能は語れない№1 鍵盤調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№2 アクション調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№3  ダンパー調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№4  調律と整音



ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノは鍵盤のブッシングクロスの張替も必要

中古ピアノの多くはクロスが変摩耗して、鍵盤にガタがきたり動きの悪い鍵盤になるので、気持ち良いタッチを実現するにはクロスの張り替えが必要になります。

赤いのが鍵盤のブッシングクロスですが、1つの鍵盤に2ヶ所あるので、1台のピアノで176個のクロスがあり、これを全て剥がして貼り替えるのはかなりの手間です。

クロスは蒸気で剥がしますが、従来はやかんのお湯の蒸気で一つひとつ剥がさねばならず大変でしたが、専用の道具を使うと一度に5か所づつ剥がせるので効率的です。



剥がした後は新しいフェルトを貼りフェルトを固定します


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植田 信五


グランドに不可欠な棚板調整(ベッティング調整)

グランドの鍵盤、アクション一式はこのように引き出すことが可能です



アクション等を引き出すとこのようにピアノ本体の棚板が見えます


グランドピアノは棚板と筬の伸縮で双方の間に余分な隙間ができ鍵盤からの力がロスするので、ここの隙間の調整から始める必要があり、これを棚板調整(ベッティングスクリュー調整)と呼んでいます

構造はこんな具合ですが、隙間をベティングスクリュー(矢印)で調整します




棚板(ベティングスクリュー)の調整作業の動画



グランドピアノの基本的で大切な棚板調整ですので、毎回のメンテナンスでも最初に必ずやる必要があります。

この隙間の調整ができていないと、鍵盤を叩いた時にパワーロスが発生して、隙間がある鍵盤部分は底なし沼のような頼りないタッチになります。

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植田 信五


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