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調律師の技術レベルは意識レベルの違いです

調律師の仕事の具体的な内容は一般にはわかりづらく、それ故に優秀な調律師を求めても、いったい何処の誰に依頼すればわからないのが実情かと思います。

お持ちのピアノの性能に不満をお持ちのユーザーから弊社にそのような問い合わせが多く寄せられるので、実際にご不満を抱えておられる方が多いのではと推測しています。

調律師の仕事内容とは?

調律師の仕事を家の掃除に例えてご説明すると、私が掃除したという場合は、掃除機をかけたら掃除したと訳で、これ以上何をするのか?ということで本人もこれで満足しています。

しかしうちの奥さんから見ると、それは掃除をした内に入らないそうです。
押入れの中はごちゃごちゃだし、テレビの裏や照明器具は埃だらけで落ちつかないようですが、これは技術の差ではなく意識レベルの差と云えます。

ピアノの調律もこれと同じで、調律(前出の掃除機)の他に手間がかかる整調や整音をしない(やる習慣がない)調律師がほとんどなのですが、これらの作業を省くといくら調律(調弦)をしても性能の良いピアノになりません。

しかもピアノの場合は家の掃除と違い、整調・調律・整音が絶妙にリンクしていますので、一つでも手抜きがあれば十分な性能を発揮しません。

全ての基本が鍵盤調整です

先ずはすべての鍵盤がスムースに動くようにします


この作業は鍵盤調整と呼ばれるものですが、出荷調整で鍵盤調整は新品で1日、中古品なら新品の倍以上の作業時間が必要ですが、鍵盤調整の数値がその上に乗るアクション等、全ての調整の基礎になりますので非常に重要な作業です。

全ての白鍵と黒鍵の高さと深さを一定にします。


作業内容は見れば誰でもわかる単純な作業の連続ですが、鍵盤調整は全ての基礎になる重要な作業です。

鍵盤調整は毎回のメンテナンスでも必ず必要な作業(出荷調整と違い微調整)ですので、もし鍵盤調整を省く調律師の場合は、次回から調律師を変えるべきです。

本来の調律師の仕事はこのような単純作業の連続になります。ですから調律師の技術力云々ではなく、当たり前のことを当たり前のように順番に手を抜かずにやることができれば、いかなるヒアノも必ず性能が良い魅力的なピアノになります。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノは値段がだんだん高くなって行くと思います

ピアノの国内販売台数(ヤマハ、カワイ)が年々減少してきており、今は10年前の4割くらいの台数しか国内では売れていません。



今はもう浜松市内にはもうヤマハ、カワイの工場はなく郊外の工場に集約していますが、それでも絶対的な国内販売台数の減少が止まらないので、生産の合理化、具体的にはピアノ内部の主な部品を中国やインドネシア工場製を使用して値上げを抑えてきましたが限界のようです。

今、メーカーがやっているのは、そのまま値段だけを上げると値上げになりますが、新製品と称してモデル名を変えて新価格にして売り出す手法です。

今現在の具体例では、ディアパソンが来年4月から新製品になるそうですが、たぶん値段がかなり上がるようです。

もちろん新品の値段が高くなるとそれに準じて中古ピアノの値段も上がります。



お薦めブランド ディアパソン

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


若い調律師がほとんど育っていません

ピアノの性能(タッチ、音色)は調律師次第ですが、肝心の若い調律師がほとんど育っていません。

かつては高校を卒業後、浜松のヤマハ・カワイの専門学校(1年間)や調律専門学校(2年間)に行きましたが、それも最近は応募者が減少して、ついには国立音大の調律科が定員割れのために廃止になりました。

しかもせっかく高い授業料を払って調律学校を卒業しても、就職して1~2年以内に辞めていく人が90%以上になります。

どのような人が調律師と生き残るのか?

かつては高校を卒業後すぐに調律師を目指す人がほとんどでしたが、少数ですが、今は大学を卒業後、一般就職してから自分自身を見直して仕事をリセット、やはり自分の好きなピアノ(ピアノ愛好家)に関わる仕事をしたいということで、調律師の道に入ってきた人は、多少遅咲きになりますが優秀な調律師になっていくように思います。

身近な例では、現在はピアノプレップ(東京都港区白金台)の店長の山内君、彼は慶応の経済を卒業してから何年かしてから調律師の道に入ってきて30歳の時に弊社に入社、今では素晴らしい調律師になっています。

山内君(左)とペトロフ社の社長(スザンヌ・ペトロフ氏)
都内港区白金台 ピアノプレップにて


弊社のスタッフの伊ヶ谷君は、やはり日大芸術学部を卒業後何年かして調律学校に入り、現在29歳ですが、山内君と伊ヶ谷君の共通点はピアノ演奏が上手いピアノ愛好家というところですが、このような人は元々好きな道なので、調律師の仕事(調整や整音)が好きなようです。

弊社店頭で調整中の伊ヶ谷君


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