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出荷調整の有無で性能に大きな差が出ます

出荷調整(プレップ・アップ)とは

納品前にメーカーまたは販売店で、メカニカル部分(鍵盤、アクション、ダンパー等)の歪みの修正と擦り合わせ調整の作業で、一通りの調整には新品のアップライトで2日間(16時間)グランドピアノで3日間(24時間)の作業時間が必要です。

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しかしながら出荷調整をコスト換算すると15万円以上のコストアップになるので、現実には1千万円クラスのピアノ以外大概は省かれています。

この出荷調整の有無での性能(タッチ、音色、表現力)差は100点満点で30点ほどの差(中古ピアノはそれ以上)が出ますが、出荷調整の重要性は残念ながら一般の方は勿論、メーカー幹部や業界関係者さえ十分に理解されていません。

ピアノはアナログ技術の塊です

いかに材料を吟味し高度な工作機械を使って製作しても必ず木材の収縮や歪みが生じフェルト類の擦り合わせも不完全なので、これを人の手で一つひとつ最適化する必要する必要がありますので、その意味でピアノはアナログ技術の塊です。

丁寧な出荷調整の結果として

メーカー、高級、安価、中古、新品に関わらずいかなるピアノであれ、丁寧な調整の結果として初めて、力まず大きな音が出せピアノ二シモも綺麗に出すことができ表現力豊かなピアノになります。









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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


岡山ストリートピアノのライブドローイングのリハでAkiArt向彰子先生ご来店

 

 

岡山市芸術祭の期間中に設置するストリートピアノ(岡山駅から岡山イオンにつながる地下通路に期間限定で設置)ですが、初日の10月22日の13時からチョークアーティストのAkiArt向(むかい)彰子先生によるチョークアートのライブドローイングと同時に私の公開調律でピアノを完成させます。

みなさまがご自由に弾けるのはおそらく15時半前後になるかと思います。

ということで昨日は実際に使用するピアノに試し描きでAkiArt向彰子先生がご来店いただきました。

 

 

さすが向先生、スラスラと30分位でこんな感じの仕上がりです。
ちなみに右下の変なヒヨコは私がおふざけで(笑)

 

 

 

色んなアイデアが出てきて、当日はこの写真とは少し違う絵になりますが素敵なピアノに仕上がりそうです。
側面には8月25日にみなさまと作成するチョークアートの作品を貼り付けます。

ちなみにピアノはヤマハですが、昨日面白い事を思いついてちょっと細工して岡山らしくします。お楽しみに!

 

 

>>>AkiArt向彰子ホームページ

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


中古ピアノ選びの落とし穴

中古ピアノの選定基準は製造年、メーカー、型番、外装の美醜、そして以前の設置環境や使用頻度がありますが、これだけの情報では不十分です。

外装の美醜はすぐにわかりますが、古いピアノを本来の性能まで回復させるには、以前の環境や演奏者の癖を一度リセットしてから丁寧に整調と整音をする必要があるので、本来の性能を発揮させるには新品の何倍もの手間(コスト)がかかります。

しかし安価な値づけのために大半が手間(コスト)がかかる内部の丁寧な調整が省かれているので、弾き難く表現力の劣る中古ピアノが大半です。

中古ピアノは部品の経年劣化した箇所も多く(部品交換の必要性)、さらに新品から30~40年も経過すると高級ピアノであってもチューニングピンが緩んできて調律が短期間で狂うようになってきますが、そうなると後から何十万円単位の修理費が必要になります。

このような背景を考えると中古ピアノ選びにはリスクが多いので、信頼できる販売店でじっくり試弾して選定する必要があります。

内部に複雑なメカニズムを持つピアノという楽器

手作業でピンの錆を落としてから磨きの作業が必要

古いピアノはチューニングピアノが緩んできて調律が狂うので、ワンサイズ大きなピンに交換する必要がありますが、その際に弦も新品に交換します。


何かとハイリスクの中古ピアノですが、きちんと手が入った中古ピアノならば同クラスの新品ピアノより魅力的になるはずです。

>ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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