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中古ピアノの再生には相当な手間をかける必要があります

最近は中古ピアノ不足で業者の買い取り価格も高くなり、しかも程度の良い中古品は少なくなっていますが、これを一度リセットしてから丁寧な調整してから整音をするには新品ピアノの倍以上(1週間ほど)の作業時間(コスト)が必要になります。

>中古ピアノが商品になるまで

最低限の外装磨き、調律、必要な修理を別にして、必要な内部の丁寧な調整や整音作業をすると20万~30万円の余分なコストがかかります

中古ピアノは安くなければ売れないので、絶対単価の安い40万~50万円のアップライトの中古品の場合は、本来必要な丁寧な調整を施すと下手をすると業者側が原価割れになってしまいます。

そのような事情から内部の丁寧な調整や整音はほぼ期待できないのが実情です。

弊社の場合は、たとえ安価な中古ピアノであっても、調整や整音の重要性を理解していますので、手を抜かず高級ピアノと同じように丁寧に調整、整音しています。

弊社の中古ピアノを一度ご試弾頂くと調整の有無をすぐに体感頂けます






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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


どんなピアノを選んだら良いか?

良く調整されたピアノが絶対条件です

どのメーカーのピアノが良いか?というご質問を頂くことが多いのですがメーカー選びの前に、いかなるピアノであれ先ずは丁寧に調整されたかピアノということの方が重要で少し弾いてみれば誰でも調整の有無の違いを体感できます。

高級ピアノ≠表現力豊かなピアノ

中古、新品、有名、無名、高級、安価、どんなピアノを選んでも良いのですが、複雑なメカニズムを持つピアノという楽器は、いかに高級ピアノでも調整不足であれば弾き難く大きな音や特にピアニシモが出し難くく表現力が劣るピアノになります。

>特にまだ筋肉が十分に発達していないお子様が演奏するには全く不適当です。

>調整を理解せずピアノの性能は語れない

ピアノは、鍵盤を通じてリモートコントロールで打弦する仕組みなので、最初に調律師の手でこのメカニズムの歪みの修正と擦りわせが必要ですが、丁寧な調整には新品でも3日、中古品なら1週間程度の作業時間が必要です。

大半のピアノの調整が省かれています

コスト的に新品でも15~20万円(中古品ならその倍以上)かかる計算になるので、一部の輸入高級ピアノを除けばほとんどのピアノの調整が省かれていますし単価の安い中古品なら尚更です。

しかも一旦、納品してからお客様宅で一連の調整を行うことは、現実には不可能に近くコストも高くなります。

弊社の場合は、3日間連続で出荷調整の作業をやるには無理があるので、調律師の空いた時間を利用して店頭で1台1台出荷調整を行っていますので、作業に新品でも1週間位はかかっています。







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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


オーバーホールの費用はいくら位?

一言にリニューアル(オーバーホール)と云っても、どこまで徹底してやるかで予算も大きく変わってきますが本格的なリニューアル(外装の再塗装を含めて全ての消耗部品を新品に交換)をしてから丁寧に調整を施すと、古いピアノは味わい深く新品以上に魅力的な響きや音色になります。

全て手作業になるので工賃が多くかかり、部品代も含めると新品の国産ピアノに近い費用になりますが、愛着のある思い出のピアノや元々高額なヨーロッパ製の輸入ピアノは本格的なオーバーホールもお薦めです。

ちなみに現在のリニューアル費用の相場は、家庭用のスタインウェイのグランドで200万円前後、ヤマハのグランドで120万円前後がリニューアル費用の大体の目安です。

オーバーホールの落とし穴

弊社でリニューアルした1965年製スタインウェイCモデル(セミコンサート)写真左

内容は響板の埋め木修理から始まりフレーム塗装、弦の総張り替え、アクション全交換(ハンマー・サポートアッセンブリー)ダンパーフェルト、バックチェックスキン交換、象牙漂白・研磨等です。




弊社で現在リニューアル中のヤマハのG-2
本体は弦、弦枕、リボン、チューニングピン、ピンブッシュ、ダンパーフェルトを交換、アクションはハンマーアッセンブリー(ハンマー・シャンク・シャンクフレンジ・ローラー)を交換、鍵盤はバランスブッシングクロス、フロントブッシングクロス、バックチェックスキンを交換、後は最終調整の整調と整音、そして最後に鍵盤の鉛調整の作業が残っています。

ちなみに弦はドイツのレスロー、ハンマーはドイツのアベルです。




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植田 信五


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