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伝説の調律師 杵淵直知(きねぶちなおとも)氏のご紹介

ウィキペディアから引用

大橋幡岩に師事してピアノの製作技術を学ぶ。1961年(昭和36年)に単身ドイツへ渡り、グロトリアンスタインウェイといったヨーロッパの代表的なピアノ工場で技術経験を重ねる。帰国後は桐朋学園NHKホールなどの専属ピアノ調律師として活躍[1]。1964年(昭和39年)から東京ピアノ工業の技術顧問として新しいグランドピアノの製作に従事[2]。1979年(昭和54年)、54歳で脳溢血のため死去。

昭和54年に54歳で亡くなられている方ですので、本でしか知ることができませんが、この方の書いた本が素晴らしいようで、現在のカリスマ調律師、ファツィオリジャパンの越智氏が若い時に彼の本を読んで感銘を受けたという話を聞いた弊社の三木から杵淵氏のことを知りました。

日頃、私がピアノの調整の重要性について語っていますが、そのようなことも含めてピアノという楽器の本質が良く理解できる本のようですのでご紹介しましたが、特に調律師の方に参考になるようです。

今は中古本でしか入手できませんが、アマゾン購入できますので、ピアノという楽器を研究してみたい方はご一読ください。







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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


良く調整されたピアノで練習するとピアノが上手くなる!

どんなピアノでも丁寧に調整すると表現力豊かなピアノになり、表現力豊かなピアノで練習するとピアノも上手くなります。

表現力豊かなピアノとは?


いかなるピアノでも丁寧に調整されたピアノならピアニシモ(小さな音)も音色の粒が揃った綺麗な音が出せますし、トリルは勿論、大きな音も力まずに無理なく出せ、自然に歌うようにピアノを弾くことができるようになります。もちろん猛練習しても腱鞘炎になることもありません。

表現力豊かなピアノにするために必要なこと

ピアノの打弦までのメカニズムは自然素材の木やフェルトに必ず歪みや伸縮が発生し、しかもお互いに微妙にリンクしているので、それらの適正な修正(丁寧な調整)が不可欠です。

浜松ピアノ店の出荷調整作業をご紹介


自然素材の木やフェルトの伸縮や歪みを修正して丁寧な擦り合せ調整が必要です
アップライト


鍵盤から打弦するまでの複雑なメカニズムが微妙にリンクしています
グランドピアノ


一連のメカニズムを丁寧に調整して鍵盤からの力がハンマーにロスなく伝わり、弦のスイートスポットをハンマーが正確に叩くようにする必要があります(アップライト)

グランドピアノの鍵盤とアクション





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノはイージーオーダーの楽器という考え方

ピアノは整調・調律・整音次第で弾いた時の印象がずいぶん変わるからです。

たとえば弦を叩くハンマーを固くすればきらびやかな音色になりますし、逆に針を刺してハンマーにクッションを作ってやるとしっりとりとした音色になりますし、鍵盤も浅くしたり深くしたり重くしたり軽くしたり人の好みは様々です。

たとえば中古グランドを購入された方からのご相談例

万人が良いという音色とタッチはあり得ず、演奏する曲想によっても似合う、似合わないがありますので、最終的に演奏者の好みに合わせたタッチや音色、響きに合わせていきますのでピアノは既製品であってもイージーオーダーの楽器と云えます。

ディアソンピアノが高級ピアノになりました!


同じピアノでも丁寧な整調と整音次第でピアノの印象(性格)もかなり変わります


鍵盤の重さ(ダウン)とアップを計測しています


具体例については下記の記事をご参照下さい。

スタインウェイご契約時のエピソード ①

スタインウェイご契約時のエピソード ②

スタインウェイご契約のエピソード  ③  

たとえばニューヨークスタインウェイのチーフテクニシャンでホロヴィッツの専属調律師フランツ・モア氏も、スタインウェイをホロヴィッツの希望に合わせた音色やタッチに仕上げるのに相当苦労されたと著書で述懐しています

 

筆者も昔一度お会いしたことがあります



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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