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良く調整されたピアノで練習するとピアノが上手くなる!

どんなピアノでも丁寧に調整すると表現力豊かなピアノになり、表現力豊かなピアノで練習するとピアノも上手くなります。

表現力豊かなピアノとは?


いかなるピアノでも丁寧に調整されたピアノならピアニシモ(小さな音)も音色の粒が揃った綺麗な音が出せますし、トリルは勿論、大きな音も力まずに無理なく出せ、自然に歌うようにピアノを弾くことができるようになります。もちろん猛練習しても腱鞘炎になることもありません。

表現力豊かなピアノにするために必要なこと

ピアノの打弦までのメカニズムは自然素材の木やフェルトに必ず歪みや伸縮が発生し、しかもお互いに微妙にリンクしているので、それらの適正な修正(丁寧な調整)が不可欠です。

浜松ピアノ店の出荷調整作業をご紹介


自然素材の木やフェルトの伸縮や歪みを修正して丁寧な擦り合せ調整が必要です
アップライト


鍵盤から打弦するまでの複雑なメカニズムが微妙にリンクしています
グランドピアノ


一連のメカニズムを丁寧に調整して鍵盤からの力がハンマーにロスなく伝わり、弦のスイートスポットをハンマーが正確に叩くようにする必要があります(アップライト)

グランドピアノの鍵盤とアクション





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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノはイージーオーダーの楽器という考え方

ピアノは整調・調律・整音次第で弾いた時の印象がずいぶん変わるからです。

たとえば弦を叩くハンマーを固くすればきらびやかな音色になりますし、逆に針を刺してハンマーにクッションを作ってやるとしっりとりとした音色になりますし、鍵盤も浅くしたり深くしたり重くしたり軽くしたり人の好みは様々です。

たとえば中古グランドを購入された方からのご相談例

万人が良いという音色とタッチはあり得ず、演奏する曲想によっても似合う、似合わないがありますので、最終的に演奏者の好みに合わせたタッチや音色、響きに合わせていきますのでピアノは既製品であってもイージーオーダーの楽器と云えます。

ディアソンピアノが高級ピアノになりました!


同じピアノでも丁寧な整調と整音次第でピアノの印象(性格)もかなり変わります


鍵盤の重さ(ダウン)とアップを計測しています


具体例については下記の記事をご参照下さい。

スタインウェイご契約時のエピソード ①

スタインウェイご契約時のエピソード ②

スタインウェイご契約のエピソード  ③  

たとえばニューヨークスタインウェイのチーフテクニシャンでホロヴィッツの専属調律師フランツ・モア氏も、スタインウェイをホロヴィッツの希望に合わせた音色やタッチに仕上げるのに相当苦労されたと著書で述懐しています

 

筆者も昔一度お会いしたことがあります



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノは本来イージーオーダーの楽器です!

ここで云うところのイージーオーダーの意味は外装や仕様を変えるという意味ではなく、タッチや音色や響き具合を演奏者の好みに応じて変えるという意味です。

人の好みは千差万別ですが、そんな中で人は自分が気になるところに無意識に意識が集中してきます(たとえばタッチや音色)その結果として、以前は気にならなかった小さなことでも気になって仕方がないようになります。

たとえば鍵盤が重い、軽い、深い、浅い、レスポンスが悪い、音色が気に入らない、音が伸びない、響きが気になる、雑音が大き過ぎて気になる等、それは人によって感じ方、感じるところは様々です。











これは丁寧に調整してから調律、整音すると全体的な満足度は高いものの、耳が慣れてくると細かい不満が必ず出てきます。

これは一千万円クラスのスタインウェイやファツィオリでも同じことですが、それより安価なピアノであれば尚更不満が出てくるはずです。

一千万円も出した高級ピアノなら不満はないはずとお考えの方も多いかと思いますが、たとえ同じピアノであっても好みは人によって千差万別なので、いかなるピアノであれ、いかに自分好みのピアノに仕上げるかがそのピアノを長く愛用する秘訣だと思います。

具体例として下記に例を挙げましたでお読み頂くと、この話に納得されると思います。

スタインウェイ契約時のエピソード ①

スタインウェイ契約時のエピソード ②

スタインウェイ契約時のエピソード ③

ピアノの選び方とその問題点

間違いだらけのピアノ選び


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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