ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

知っておくべきベッティングスクリュー調整の重要性

ベッツティングスクリューとは棚板と筬(おさ)の隙間を調整するもの

グランドピアノの左のペダルを踏むと鍵盤が右に動きますが、これはピアノの棚板の上に、アクションを載せた筬があり、その筬がスライドすることで動きますが、両者の隙間を適正に調整するスクリューのことです。




ベッティングスクリューの重要性

ピアノの棚板と筬は両者が木なので温度や湿度で伸縮があり、過大な隙間が出来ると鍵盤を叩く力がその空洞により上手く伝わらなくなります。その過大な隙間を正常に調整しておかないと力のロスが発生してしまうのでグランドピアノの調整に入る前に、必ずこのベッティングスクリューの調整からは始める必要があります。

性能を決める基本的な重要な作業ですが、実際には多くの調律師はやっていないようなので、調整シーンに立ち会う機会があれば、最初に調律師のそこをチェックしてみて下さい。もしやらないようであれば次回からは別の調律師に依頼すべきかも知れません。




ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
弊社作成の資料を無料進呈しています   資料をご覧になった方の感想

弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

資料内容の詳しいご案内のページへ

ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです



グランドピアノの3日間の調整作業を動画でお見せしていますが
丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


生徒がコンクール出場に際しての先生のお悩み

近々生徒がコンクールに出場しますが、会場のピアノがファツィオリのF-278だそうで、慣れないピアノでどうしたものか?というご質問をいただきました。

問題点と
対策は?

①フルコンサートピアノの演奏に慣れること

家庭用と違いフルコンサートピアノは奥行が長い分、鍵盤の奥行が長くなり、その分鍵盤のコントロールが容易になりデリケートな表現が可能になりますので、メーカーの違いよりも先ずはフルコンサートピアノでの演奏に慣れる必要があります。



②日頃からよく調整されたピアノで練習すること

コンクール会場のピアノは良く調整されており鍵盤も軽くダイレクトなレスポンスになっているはずですから、日頃の練習も良く調整されたピアノで練習する必要があります。
調整不足のピアノは鍵盤も重くレスポンスも悪くなり、自然に力んだ演奏になるので、その意味でせっかくのコンクールで上手く演奏ができなくなります。
例えていうと歯の矯正をして噛み合わせ調整をすると物がサクサク噛めるのと似ています。

たとえば適切に調整されたスタインウェイの鍵盤の重さ(タッチ)はS-155~B211までは47gの重さで鍵盤が下がり、20gの重さで上がるように設計されており、セミコンとフルコンサートピアノは低音部が52g~高音部47gになっていますが、調整不足のピアノの場合、メーカーに関係なく鍵盤の重さが60g以上になっていることも珍しくありません。

メーカーの設計値以上に鍵盤が重くなる大きな要因は、鍵盤周りのムービングパーツの擦り合わせ調整の不足や汚れ、錆びでブレーキがかかった状態であったり、アクション等の調整不足でロスが大きく、本来の力で弾いてもピアノが十分に反応してくれないためです。

鍵盤調整

鍵盤の重さ(ダウン)を測っているところ


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
弊社作成の資料を無料進呈しています   資料をご覧になった方の感想

弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

資料内容の詳しいご案内のページへ

ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです



グランドピアノの3日間の調整作業を動画でお見せしていますが
丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。



株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


資料の感想をたくさん頂いています!

タッチ、音色、響き、表現力の性能を大切にお考えの方に

ピアノのタッチ、音色、響き、表現力等の性能を大切にお考えの方を対象に、弊社はピアノ選びで後悔しないために弊社資料を無料進呈しており、既読の方からたくさんの感想をいただいていますので、代表的なものを少しご紹介します。

ピアノ歴41年、知らない事だらけでした。

資料を早速拝見させて頂きました。
特に「ピアノよもやま話」は、大変興味深かったです。

ピアノを習い始めて41年にもなりますが、知らない事だらけでした。
それに調整の大切さも、しみじみと感じました。
私の安価なピアノでも変わるのでは?と期待が持てます。
何よりもこのような貴重な資料をお送り下さった事を、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

ピアノの先生にもぜひ読んで欲しい

最近のメーカーのピアノ事情・中古事情(良いグランド中古は海外へ)・ヨーロッパピアノの良さ などは、 こちらの本の詳しい内容で驚きました。
この本は、ピアノの先生の叔母にも是非読んでもらおうと思います。

演奏者の方にも知って欲しい

写真と違って動画で説明もわかりやすく、すばらしいものです。
たとえ演奏者でもピアノのことは有る程度は知っていて欲しいと思いますが、聞いても知らない人が多過ぎるように思います。


信頼できる情報に納得

植田様の誠実なお人柄が伝わってまいりました。
ピアノに関して、私は全くの素人ではありますが、ご説明の内容には納得できましたし、 全体を通して信頼できる情報ばかりだったと思います。 ほか


資料をお送りした方から、ほかにもたくさんの感想をメールでいただいています

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
弊社作成の資料を無料進呈しています   

資料をご覧になった方の感想

ピアノならではの特殊性をご理解頂くための資料で、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

資料内容の詳しいご案内のページへ


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです



グランドピアノの3日間の調整作業を動画でお見せしていますが
丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。



 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ