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1918年製のペトロフピアノによるコンサート

京都芸術センターにて



大正15年に描かれた中村大三郎氏の作品にペトロフピアノが登場しています。
京都美術館保管作品


今も京都芸術センターでコンサートに使用されているペトロフピアノ


京都芸術センターは、元は明治2年1869年に開校され平成5年1993年に閉校された長い歴史を持つ明倫小学校ですが、その跡を利用して2004年4月に京都市、芸術家その他芸術に関する活動を行う者が連携し、京都市における芸術の総合的な振興を目指して2004年4月に開設されたものだそうです。

そしてこのペトロフピアノは、1918年、明倫小学校の創立50周年を機に、ぜひ子供達に本格的な西洋音楽に触れて欲しいと地域の人々が寄贈したピアノなのだそうです。

ピアノというものは、たえず進化、変貌する今の家電製品等とは違い100年前のピアノも現代のピアノも基本設計がほとんど変わらないのが魅力的です。

歳月が経った木材ならではの暖かい響きを醸し出して、朗らかに歌うような音色・・これは今も昔も変わらないペトロフピアノ特有の美点です。

お薦めブランド ペトロフピアノ

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


世界中の日本人ピアノ愛好家からアクセスがあります!

昨日は5ヶ国からアクセスがありました。(HPアクセス解析)

HPのアクセス解析ソフトはかなり進化してきて、毎日、日本のどこから弊社のHPにアクセスして来られたかわかるようになっていますが、それに加えて今は国ごとのアクセス数も出てきます。

HPは日本語表記なので、外国に住む日本人のピアノ愛好家の方々からのアクセスだと思われます。

こんなところに日本人が、というTV番組がありますが、聞いたことのない国や街からのアクセスもあります。
  
そのため海外からの無料資料のご請求も来るのですが、外国へは送料が高いので、その場合は日本のご実家に資料をお送りして、ご実家の方からお住まいの所まで資料を送って頂くようにしています。

ピアノ選びで後悔しないための資料を無料進呈いたします。

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


楽器業界の偉大な経営者、梯氏が亡くなられましたね。

電子楽器メーカー、ローランドの創業者
梯郁太郎氏(かけはし・いくたろう)

私的には故、松下幸之助氏、本田宗一郎氏と並ぶ偉大なる創業経営者のように思っています。

今はもうローランドとはご縁がないのですが、昔、梯氏が会長時代には弊社にもたびたびご来店頂き、お昼には近くの安価なセルフのうどん屋さんにご案内したことがありますが、珍しいということで喜んで頂いた思い出があります。

このように全国の販売現場を会長自ら回ることを、ローランド社内では水戸のご老公にたとえて、ご老公が行くという表現をしていたのを憶えています。

彼は今で云うカリスマ経営者ですが、さすがにどんなにお金持ちで偉くなっても腰が低く、体力と時間が許せば自ら販売の最前線をまわり、売り場の女の子にも優しく声をかけて、現場の生の声を聞いて回られていました。

私はかつてローランドの世界の販売店が集まるディーラーミーティングにも参加したことがありましたが、海外のディーラーの社長さんからも、梯さんは特別に尊敬と信頼され高く評価されていました。

ちなみに梯さんは独学で英語をマスターした(ご本人の弁)カタカナ英語でしたが、そのカタカナ英語で一人で海外に売り込みに行かれたようですので、流暢な英語でなくも大丈夫と梯氏を見ていて思ったものでした。

私には今のアコースティックのピアノ業界で梯氏に近いイメージを持つ人として、ファツィオリピアノの創業者のパオロ・ファツィオリさん、ペトロフピアノの創業者の5代目社長のスザンヌ・ペトロフさんの顔が浮かびます。

お二人とも梯氏と同じように腰が低く、現場の人間の声にも謙虚に耳を傾けてくれます。
 
あらゆる組織はトップで99%決まると云われていますので、素晴らしいトップがいる会社の製品は信頼がおけますし、会社も発展します。
その意味でも電子楽器業界の偉大なるトップの梯氏が亡くなられたのは残念です。

お薦めブランド ペトロフピアノ

お薦めブランド ファツィオリピアノ

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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