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心豊かに人生を奏でる楽器を愛す

たまたま娘と入ったコーヒー専門店で見つけたものですが、弊社が大切にしているコンセプトと同じ内容の記事が載っていましたのでご紹介します。

家庭画報2017年 9月号特集より

【総力取材】
心豊かに人生を奏でる~ 楽器を愛す
◎演奏家が語る「名器」の魅力
◎楽器のある豊かな暮らしを訪ねて
◎大人のための音楽教室





 ピアノでココロ豊かな人生を 浜松ピアノ店

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


音の“好み”は人それぞれ

みんなのピアノ選びから抜粋

「ホロヴィッツのピアノに関しては、彼の好みに従って、彼が好む音色を出せるように調整してある。しかし、誰もがホロヴィッツのピアノの音色を好む必要は全くないのだ。」
フランツ・モア著/イーディス・シェイファー構成/中村菊子訳
『ピアノの巨匠たちとともに』(音楽之友社)より

20世紀を代表する伝説的ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツVladimir Horowitz(1903~1989)。彼が愛したNY製スタインウェイが紡ぎ出す“明るく煌びやかな音色”は多くの聴衆を魅了しました。

しかしホロヴィッツのピアノのような輝かしい音を市販のNY製スタインウェイに期待してしまうと、きっと実物を試弾したとき戸惑うはずです。新品のNY製スタインウェイは柔らかい音質がスタンダードである事実は、まだまだ日本では“知る人ぞ知る”といったところでしょうか。

専属調律師フランツ・モア氏も、ホロヴィッツのピアノは彼の希望に合わせた音色やタッチに調整していたことを著書で述懐しています。

(その悪戦苦闘ぶりを知りたい方はこちらをどうぞ)

 
演奏会やレコーディングに使われるピアノの中には、演奏家(あるいは調律師)の好みに調整されて、メーカー標準の音色と趣きが異なるケースがあります。そうした背景を知らずに「このメーカーの音はこんなものか」と悪く誤解されてしまうと全くもって残念です。

あらぬ偏見を防ぐため、同じメーカーの音源のCDを複数聴き様々な個性を比較し、あるいは平均化することで、各メーカーが目指す音への理解を深めるのも良いかも知れません。

“あなた好みの音”をCDに見つけたなら、思い切って調律師にお願いしてみては?ひょっとしたら憧れの音色を叶えてくれるかも・・・。
ただしホロヴィッツばりに無茶な注文するのはご遠慮下さい(^^;

 
 
 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ディアパソンD-164R 整調編⑧

 

先日お客様よりいただいた小豆島にある井上誠耕園のオリーブ香草塩。

岩塩、ペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリ、オレガノ、オリーブ粉末が混ざっていて、香りもさることながら、普通に塩胡椒として代用してみたら、めちゃくちゃ美味しかったです。

今度バーベキューの時にでも使ってみたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

 

 

さて、ディアパソンD-164Rの整調の続きです。

 

【整調項目】

・ネジ締め(アクション・キーフレーム・本体)
・鍵盤(バランス・フロントキーピン)磨き
・鍵盤(バランス・フロントホール)調整
・棚板調整
・鍵盤(白鍵・黒鍵)高さ調整
・弦合わせ(走り・傾き・間隔)調整
・サポート合わせ調整
・バックチェック合わせ調整
・ジャック位置(前後・高さ)調整
・鍵盤白鍵深さ(沈み量)調整
・ハンマー接近調整
・ハンマードロップ調整
・打弦距離調整
・鍵盤黒鍵深さ(沈み量)調整
・ハンマーストップ調整
・レペティションスプリング調整
・シフトストップネジ調整
・ダンパーレバー・ブロック調整
・ダンパーかかり(始動)調整
・ダンパー総あげ調整
・ダンパーストップレール調整
・ソステヌートロッド調整
・各ペダル調整(踏み込み量・遊び量)

今回この2つです。

 

 

 

 

 

>>>お薦めブランド ディアパソン

>>>調整の必要性


>>>オリーブ島の自然農園 井上誠耕園

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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