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久しぶりにコンサートへ行ってきました


一週間の子守が終わり(笑)午後から久々のコンサートに行ってきました。

 

 

 

ここルネスホールは旧日本銀行だったので一般的なコンサートホールと違い反響板等もないため、
音が飛ぶ方向がわからず宙に舞っているような不思議な感覚に聴こえましたが、これはこれでおもしろいなと思いました。
なにより素敵な演奏者達の音楽に癒されました。

 

最後にヴィオラの景山奏くんと撮っていただきました。
明日も名古屋で演奏するようです。演奏者も大変ですね。

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


四国メンテナンスに行ってきました

代替テキスト

2日間の四国出張メンテナンスが終わり、ただいま岡山へ帰っています。写真は初日目の朝です。

 

 

香川県M様宅でマンションからの素敵な眺めを堪能しつつ、完成したばかりの防音室に感動でした。同じピアノでも場所(環境)によってこんなにも違うのかというくらい心地良い響きになっていました。

 

 

 

K大学にあるペトロフP135です。

 

外譜面台、トーンエスケープ、ソステヌート付き、木製センターレール、レンナーアクショとペトロフのアップライトピアノの中では一番ハイスペックな仕様になっています。

もちろん音色も響きもバツグンです。

 

 

 

 

高知県H様宅ではアップライトとグランドの2台を丸一日コースで作業していました。

 

 

 

最後に小学一年生のKちゃんが弾いてくれて、また一段と腕をあげていました。

 

隣のアップライトピアノと弾き比べて
「どっちが好き?」と聞くと、

「イチゴが好き」と答えるKちゃん。

それ弾く直前に食べたイチゴのことやないか〜い!
相変わらずマイペースなKちゃんでした。

 

香川県Mさま、K大学さま、高知県Hさま
ありがとうございました。

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


弾きにくいピアノを直してほしい

 

 

“弾きにくいピアノで困っている”

 

とメンテナンスの依頼があり、昨日は兵庫県神戸市A様宅へ行ってきました。

これまで調律だけのメンテナンスを繰り返した結果、鍵盤が重くて弾きにくく音色もバラバラ、音量もダウンした状態に。

おまけに(効果のない)乾燥剤まで入っていました。

 

 

 


土台の鍵盤の下です。
かなり錆びついていたピン176本を、1本ずつ磨き上げました。青錆びもあったのでこれだけで2時間かかりました。

これまでのメンテナンスは調律のみで、整調・整音は皆無です。

鍵盤は重く反応も悪くて小学5年生のMちゃんは困っていたそうです。

 

そして調整後、Mちゃんに確認してもらうと、「凄い弾きやすくなった、別のピアノみたい!グリッサンドも全然痛くない!」と喜んでいただけました。

今回全部やれなかった整調工程の残りを、次回に少しずつ行なうことにしました。
これによりまだまだピアノの性能はアップしますよ。

 

 

 

 


さて、本日最終日は昨日に引き続き、
兵庫県は高砂市S先生宅、明石市W様宅です。

S先生は、「音色を全体的に柔らかくしてほしい」

W様は、「ペダルの音が気になる」との要望でしたので、それぞれに合ったメニューで調整しました。

 

 



S先生宅にて、鍵盤のガタつき(横にガタガタ動く状態)を直しました。

 

 

 

弦を打つハンマーフェルトを柔らかくして、全体的にまろやかな音色にしました。

 

 

 

W様宅にて、パーツを磨いて雑音を取るため、ペダルを分解しました。

 

 

 

錆びついたチューニングピン230本とペダルを磨き上げました。

 


あっという間の2日間でした。

芦屋市O様、神戸市A様、高砂市S様、明石市W様

みなさまありがとうございました。

 

>>>メンテナンスは整調・調律・整音の3点セット

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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