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第4回サロンコンサートin岡山

 

4月1(土)はルネスホールにて
第4回サロン・コンサートin岡山が開催されます。

 

【出演者】
瀬木理央(ヴァイオリン)
牧野葵(ヴァイオリン)
景山奏(ヴィオラ)
岡本紗季(ヴィオラ)
佐藤有沙(チェロ)
梅村知世(ピアノ)

【プログラム】
モーツァルト:弦楽五重奏曲 ハ短調 K.406
シューベルト:アダージオとロンド・コンチェルタンテ へ長調 D.487
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44

【日時】2017年4月1(土) 14時開場 14時半開演
【会場】ルネスホール(岡山市北区内山下1-6-20
【入場料】一般3,000円 大学生以下2,000円
【チケット】ルネスホール、シンフォニーチケットセンター、各出演者

 

 

ピアノの梅村知世さんは、以前弊社3Fホールでもリサイタルを開いていただきました。昨年の6月にシューマンの生誕地、ドイツのツヴィッカウで開催された第17回ロベルト・シューマン国際コンクールピアノ部門では、見事最高位(1位なしの第2位)を受賞され現在注目されている若手ピアニストの一人です。
ヴィオラの景山奏さんとは学生時代の同級生だそうで、昨年の「第1回ゆるびニューイヤーコンサート アンサンブル くらしき」で共演され素敵な演奏を聴かせてくれたので今回も楽しみです。
今回の出演者は皆若手ですがそれぞれが全国各地また海外でも活躍されているだけに今回のコンサートは期待が膨らみます。
お近くの方はぜひ足をお運びください。

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


インテリアピアノ ヤマハYF101Wの調整にとりかかり始めました

 

インテリアピアノ ヤマハYF101Wの調整にとりかかり始めました


このピアノは弊社ユーザー様からグランドピアノに買い替えの際、当初新品の状態から約1年程使用したこのヤマハYF101Wを下取りさせていただいたものです。

 

元々購入された販売店で十分な出荷調整がされていなかったようで、鍵盤の動きもスムーズでなく、鍵盤の高さもハンマーの並びもバラバラな状態なので一からやり直しです。
その前にまずは金属パーツの汚れやサビを除去します。

 

 


チューニングピン約230本とプレッシャーバー(弦押さえ)、駒ピン、ヒッチピンを全て磨きます。

 

 

 

 

 

 

鍵盤のバランスキーピンの位置を一直線に揃えます。

 

 

フロントキーピンの向きも斜め向いているので全て同じ方向に揃えます。

 

 

バランスキーピンを磨きます。

今日はここまで。

 

ところで、作業をしていて凄く違和感を感じるものが見えました。

 

 

>>>知っておきたい生産国表示の業界ルール

 

続きは明日します。

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


DR-30調整完了

 

 

ディアパソンDR-30の調整が完了しました。

左がDR-30(奥行178cm)、右がDR-300(奥行183cm)です。

 

 


DR-30

 

 


DR-300

 

 

 

 

DR-30はマスク仕様になっていますので上下のマスクをすると、
最大で40%音量がダウンすることができます。

 

マスクoff

 

 

マスクON

 

蛇腹のようになっていてレバーひとつで響板を完全にふさぎますので、
これだけでも音量が下がります。

あとは理屈よりも弾いて体感したほうがより分かると思います。

 

 

 

調整シーンの一部の写真です。

鍵盤を押すと音が出る。
では、鍵盤の感触、弾き心地は揃っているか。
音の高さや音色は揃っているか。
全ての鍵盤でピアニッシモは発音するか。
全ての鍵盤で連打(同音連続打弦)が出るか。
同じ力で弾いて同じ音量が出るか。

 

『 整調、調律、整音 』

 


楽器らしくするためには、かなりの手間がかかりますが、
どのメーカーのどの機種でもこの一手間人手間が必要です。

 

というわけで、ディアパソンDR-30が調整完了しましたので、
ぜひご試弾ください。
隣のDR-300と比較しながら、違いが分かるかどうか試してみてくださいね。

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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