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最近の不要ピアノ(中古ピアノ)の買い取り事情

不要ピアノ(中古ピアノ)の買い取り広告をよく目にされると思いますが、毎年、何十万台という数の日本の中古ピアノが中国を中心とした海外に輸出され続け、国内にはそろそろ程度の良い新し目の中古ピアノが少なくなってきています。

新品のピアノの販売が毎年減少するにつれ、それらの中古ピアノも少なくなり、特に中国からの中古ピアノの需要が強く、あればいくらでも売れるという状態が続いています。

弊社にも中国の上海の複数のピアノ店が通訳を連れて弊社に直接来店され「お金のこと、心配いりません」などと云われますが、中国への輸出は1個のコンテナに中古ピアノを30台以上積むので、とてもそんなに集まりませんとお断りしています。

中古ピアノが集まらないなかで中国からの旺盛な需要があり、ピアノを手放される方も何軒もの買い取り業者に買い取り価格の問合せをして、一番高い買い取り価格の業者に売るので、最近は業者の買い取り価格も急上昇してきています。

弊社1Fの中古ピアノコーナー


 


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノ選びはプロでも難しい

中古車の価格は年式、型番、走行距離と人気で決まり、タイヤとバッテリーを交換すればすぐに売り物になりますが、ピアノの場合は、内部をどこまで手を入れるかで同じ中古ピアノでも性能(タッチや音色等)が全く違ってきます。

たとえば快適なタッチを実現するには地味で根気の要る作業ですが、先ずはピン(バランスキーピン、フロントキーピン)磨きからは始める必要があります。





その上で鍵盤のブッシングクロスの適正化(程度な遊び)が必要で、消耗が大きい場合は全て貼り変える必要があります。

鍵盤のブッシングクロスの貼り換え作業


中古ピアノが商品になるまでVol.1(弊社の場合)


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


特にコンクールを目指す人は良く調整されたピアノで練習を

コンクール会場のピアノは大概は良く調整されていますので小さなお子さんでも無理なく弾けるはずです。





そんなわけで特にコンクールを目指す人はご自宅のピアノの調整状態をチェックする必要があるかと思います。

もし調整があまり出来ていない弾き難いピアノでいつも練習しているとそれが癖になり、いつの間にかピアノの状態に合せて力んだ演奏になっています。

良く調整されたピアノは大きな音も力まなくても楽に出せて、小さな音も綺麗に出すことができますが、調整されていないピアノでいつも練習していると、いざ本番で良く調整されたピアノを弾くと、いつものように力んだ演奏になり、審査員から見ると表現力の劣る演奏になります。


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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