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メーカー選びや値引きよりも大事なこととは?

メーカーの経営者を含め皆様に理解して頂きたいのが整調(内部部品の擦り合せ作業)の重要性です。

他の楽器が指やバチで直接、音を出すシンプルな構造なのに比べ、ピアノは音を出す過程が、木材やフェルトと云った自然素材を使った複雑なメカニズムを通して音を出す仕組みです。

そのような理由から、いかに高級な自然素材を使い、精度の高い工作機械を使っても、本当に良いピアノに仕上げるためには複雑な個々の部品の擦り合せ(整調)を人の手によって行うことが必要です。

ただ人の手による細かい部品の擦り合せには、数日単位の手間(時間とコスト)がかかるので、経営者からみると生産性が悪く、今では高額なスタインウェイですら経営方針として5時間程度に制限されており、ヤマハでもCXシリーズで2時間半と云ったところが現実です。
 
大半のピアノがそのまま納品され、メンテナンスも調律だけで済まされていますが、逆に云えば、仮に安価なピアノであっても、出荷段階でこの擦り合せ作業を丁寧に行うと、ピアノなりにですが弾いて気持ちの良いピアノに仕上がるということが云えます。

さらに納入後のメンテナンスもそれに準じた整調を行えば快適なピアノを維持することができます。

もし本当に性能を大切に考えるなら、不足の擦り合せ作業は、現場の販売店でやるしかありませんが、これも値引き優先の販売戦略では、コストがかかるので大概は省かれています。
  
動画で植田が詳しく解説していますのでご覧ください。

前編


後編


弊社独自の出荷調作業を動画でご案内しています


シゲル・カワイ定期メンテナンス

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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