ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

純ヨーロッパ製ピアノ  ペトロフピアノのお奨め ①

今ではペトロフ社はヨーロッパ最大のピアノのメーカーになっていますが、そのわけは他のヨーロッパメーカーの多くが規模を縮小したり廃業したり中国で委託生産に切り替えているからです。
 
ただ時流でペトロフ社も今では4つのブランドを持ち、2つのブランドは中国で委託生産・中国国内で販売、もう一つは中国で半分委託生産、チェコで最終組み立してペトロフの廉価版として輸出していますが、唯一、伝統あるペトロフ家の家紋と云うべきペトロフブランドだけは、全てチェコの工場で生産される純ヨーロッパ製ピアノになっています。

ここでチェコという国を簡単にご紹介すると面積は日本の五分の一、人口は1千万人少々、首都のプラハでは毎晩どこかでクラシックコンサートが開催、ヨーロッパ有数の隠れ工業国、EUに加盟するも通貨は独自のコルナ、特に缶ビール500mlがスーパーで約50円と物価も安く、一人あたりのGDPはドイツや日本の約半分、日本とは1919年から国交樹立され対日感情は友好的といった感じです。

プラハでは毎晩どこかでこのようなクラシックのコンサートが開催されています

プラハの観光名所のカレル橋から見えるプラハ城

 
 ペトロフピアノをお薦めする理由は

①純ヨーロッパ製としては一番安価に購入できる上、外装も音色や響きも魅力的である
   安価な理由はチェコのペトロフ社の工場があるクラローバという街は人口10万人ほどですが、現地の月給が10万円ほどと安価で優秀な地元の労働者がいることだと思います。

ペトロフの音色の特徴
最近はスタインウェイの音色に代表されるように、きらびやかだけど、どこか金属的な音がするピアノが多い中、ペトロフの音色は木の響きを大切に、明るく暖かい音色と響きがします。ペトロフユーザーの方でヨーロッパで購入したオルゴールの音に似ていると表現された方もおられます。
 
ペトロフの本社、工場があるクラローバの街

②今でもレトロな工場設備で手作りの工程が多く残っている
1864年創業のペトロフ社は今でも広大な敷地に大きな工場を持っていますが、ソ連傘下の社会主義時代が長かったので、現在でもまだレトロな生産設備でピアノを生産していること、これも我々日本人からみると昔ながらの手作りのピアノという意味で新鮮です。







③創業家のペトロフ家の5代目スザンヌ・ペトロフ氏が代表を務める今では数少ないメーカーです。
たとえば現在のスタインウェイ社のCEOは創業家のスタインウェイ一族ではなくビジネス目的の投資家ですが、やはりペトロフ社のように創業家が経営するピアノ会社はブランドに対する愛情に深いものがあります。
 
右奥がスザンヌ・ペトロフ社長、左奥が筆者

  
 
プラハにあるペトロフとヤマハのショールーム、ちなみにヤマハは電子ピアノばかりでした。

 

純ヨーロッパ製ながら国産高級機並みのお値段で購入できるペトロフの魅力
お奨めブランド ペトロフ
 
ピアノの性能(タッチ、音色、響き)を大切にお考えの方に
只今、ピアノ選びで後悔しないための資料を無料進呈しています

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ