[ ]ピアノの寿命についての考え方
性能(音色や響き)や寿命に深い関わりを持つ響板
結論から云えば、修理(リニューアル)をすれば何年でも使えますので、費用対効果で、買い替えた方が合理的か否か?となりますので、オーナーがどれだけの価値を見出すピアノ(愛着が持てるピアノか)かどうか?ということになります。
なので思い出深いピアノや今のピアノにはない上質のピアノ、高級ブランド品、ヨーロッパ製の輸入ピアノなどは、少々(丁寧にやると国産の同型新品に近い)のお金をかけてもリニュアルしますので、本格的なリニューアルをすると寿命は優に100年以上ということになります。
尚、リニューアル作業は、1台1台、手作業なので(手作りピアノ?)作業効率が悪く割高になりますが、せっかくなので上質の部品を使い丁寧に仕上げると、今の新品以上に魅力的なピアノになる可能性があります。
一言にリニューアルと云っても予算の関係で、どこまでやるかというレベルがありますが、一応、消品を一通り替えるのが本格的なリニュールという概念ですが、同時に外装の修理や再塗装もあり究極は、響板やアクションも新品にそっくり交換することもあります。
代表的な消耗部品のハンマー
消耗部品の弦
たくさんのフェルトやクロスが使われていていますが、これも消耗品です。
弊社でリニューアルした1965年製スタインウェイ C-227
(セミコンサートモデル)お客様宅にて
詳しくは弊社HP、ピアノの寿命をご覧ください。
ピアノの寿命
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