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ヨーロッパのピアノは湿度の高い日本には不向きか?

表記のことが良く言われますが、たとえ国産のピアノでも木材は全て輸入材ですし、輸入、国産を問わず高級なピアノほど自然素材(無垢材等)を多く使うので温度や湿度といった環境の変化には敏感ですが、その分、音色や響きは魅力的になります。

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高級なピアノは、使用木材も屋外で数年の自然乾燥を経て使われますが、量産ピアノは、工場内で短時間で人工乾燥した木材(響板等)が使われるので、木材の細胞を痛めて楽器の命である響板の寿命も縮める可能性もあります。

ヨーロッパ製中古アップライト(極上)が3台入荷しました!


屋外で自然乾燥された木材が使われるヨーロッパのピアノ(ペトロフの工場にて)

 

天然木が使われたヨーロッパのピアノ(スタインウェイ)


一般的な量産ピアノは工業化に適した伸縮や歪みが少ない積層材等や人工素材を多用して大量生産されるので、均一で安定した品質という意味では良いのですが、天然素材が多い高級ピアノに比べると、音色や響きと云った楽器としての魅力は乏しくなります。

積層材が使われた鍵盤蓋(ヤマハ)

無垢材が使われた鍵盤蓋のヨーロッパのピアノ(ペトロフ)

積層材の支柱(ヤマハ)

無垢材の支柱のヨーロッパのピアノ(ペトロフ)


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの寿命の定義が変わってきています

古いピアノは買い替えか、オーバーホールを勧められますが、浜松のピアノ職人(ナチュラルピアノの森重さん)の話によると、最近はピアノ講師等でも自宅の古いグランドピアノをオーバーホールして使いたいと云う方も出てきているようで、以前に比べてオーバーホールの仕事が増えてきたのだそうです。

例えば自宅のピアノ教室で長年使ったグランドピアノを、新品に買い替えるよりも100万円少々出してオーバーホールして再使用するピアノ講師の方が増えてきたのだそうです。
同様に音楽ホールのスタインウェイも近年は同じ傾向があります。

浜松の森重氏のナチュラルピアノの工房
ちなみに森重氏はNHKの浜松の楽器職人の番組で取材されました。

浜松の低音弦の巻き線一筋50年以上の冨田氏

左が巻線の富田氏、中央が富田氏の奥様、右が森重氏


ピアノという楽器はきちんとオーバーホールをすると、古い弦楽器と同様に木が古い分(木は古くなると固くて強くなる)、基本的には同型の新品より楽器としては鳴りが良く魅力的になるはずです。

ちなみにオーバーホールの相場ですが、一概には言えませんがホールのスタインウェイで300万円、家庭用で200万円、ヤマハ、カワイのGPで100万円~と云ったところですが、これに運送費等が加わります。

問題はきちんとピアノのオーバーホールできる若い技術者がほとんど育っていないで、オーバーホールの費用も高額になってきています。

中古ピアノのメリット・デメリット

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出荷調整(プレップ・アップ)と保守点検という言葉と概念

筆者が出荷調整(プレップ・アップ)や保守点検という言葉を知ったのは、スタインウェイ・ジャパンと取引を始めてから知った言葉で、それまでそのような概念はなく、ピアノは調律したらメンテナンスは完了という概念でした。

スタインウェイ社の出荷調整風景


スタインウェイのホールの保守点検風景


スタインウェイのホールの保守点検風景


①なぜ新品のピアノなのに納品前に3日間もかけて出荷調整をするのか?

②ホールのピアノはコンサートごとに調律をするのに、なぜ年に一度、2日間かけて調整するのか?


ピアノはなぜ丁寧な調整が必要なのか?


最初は高価なスタインウェイだからか?と思いましたが、ピアノの基本構造は同じなので国産ピアノ、安価なピアノ、中古ピアノ、いかなるピアノであれ同様のことを行えば性能が大幅に向上することがわかりました。

問題はかなりのコストアップになること

一千万クラスのピアノならば出荷調整のコスト(20万円)は、品代の1~2%ですが、100万円のピアノだと出荷調整のコストが品代の15%~20%、50万円の中古ピアノだと品代の30%~40%になるのでコスト的にも困難です。

弊社では高額なスタインウェイと同様の出荷調整とメンテナンスを行っています

しかし一旦、出荷調整の重要性や効果を知ると、安価なピアノでも調整の手を抜くことが出来なくなり、弊社の場合は中古ピアノを含め納品する全てのピアノに丁寧な出荷調整をしてからお届けしています。

弊社店頭での出荷調整風景



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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