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所得が30年間増えていないのでピアノが高価になった

他国の国民所得がこの30年間で1.5倍~2倍に増えていると云うのに、我々日本人の所得は30年前とほぼ同じと言われていますが、さすがに最近はこのことが少しは話題になってきました。

これは輸入ピアノの価格の推移をみていると良くわかるのですが、例えば輸入高級ピアノのスタインウェイのB-211やファツィオリのF212も年々高くなり現在2000万円前後で(もちろん国産ピアノも高額になっていますが)もし他国のように日本人の所得が1.5倍から2倍になって円高になれば、感覚的にはこれららの高級ピアノも1千万で購入できることになります。

以前は海外旅行をしても日本人ならではの所得的な優悦感もありましたが、今、海外旅行をすれば円安もあり、海外の物価も異常に高く感じるのではないでしょうか。
その分、訪日外国人が増えていますが我々にはあまり恩恵がない気がします。



 

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


最高級ピアノにも落とし穴(問題)がある

スタインウェイのような最高級ピアノは魅力的ですが、実は大きな落とし穴(問題)があることを知る人は少ないようです。

高級ピアノの代名詞、スタインウェイピアノ



最高級ピアノのイタリアのファツィオリピアノ

「スタインウェイが欲しくてたくさんのスタインウェイを試弾して回ったが、自分の好きなスタインウェイが1台もなかった」というお客様に何人もお会いしました。

「あのホールのスタインウェイは良いが、他のホールのスタインウェイは良くない」という話もお聞きになられたことがあるかと思います。

これは良いスタインウェイと悪いスタインウェイがある訳ではありません。多少の個体差はあるにせよ、新品のスタインウェイなら、最初からそれほどの違いがあるわけではありません。

ピアノという楽器は、スタインウェイに限らず全てのピアノはセミオーダー品だという風にご理解いただければこの謎が解けます。

個々のピアノが持つタッチ感や音色、響き等の性能は、丁寧な調整(整調・調律・整音)を行った上で、最終的に自分好みのタッチ感や音色、響きに変えることが出来ますので、ピアノという楽器はいわばセミオーダー品と云えます。

ただいくら変えれると云ってもヤマハをスタインウェイに変えることは出来ず、ヤマハは何処まで行ってもヤマハはヤマハなのですが、それでもタッチ、音色、響きと云った性能(特性)はかなり変わりますので、これらのことを十分に把握しておかないとピアノ選びの判断を誤ります。

複雑なメカニズムを持つピアノのアクション(グランドピアノ)

複雑なメカニズムを持つピアノのアクション(アップライト)

複雑なメカニズムを技術者の手で最適に調整する必要があります。

最後に自分好みの音色に音の粒を揃えます。


浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット 


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植田 信五


旧式アクション(シュワンダー)と現代アクションの違い

グランドピアノのアクションメカニズムも昔に比べて進化し、アクションは1960年代後半から1970年代に今のように連打が容易にできるアクションになりました(メーカーにより移行時期にずれがあります)。

旧式のアクションはシュワンダーアクションと呼ばれるものでスプリングが一つで連打が難しくかったのですが、今はダブルスプリングで連打が容易になっています。

旧式のシュワンダーアクション

現代のアクション 写真はスタインウェイ


何故このような話題になったかと云うと、音色が気に入ったということで古いグランドを購入される方がおられますが、使っているうちに連打がもたつき弾き難いということで、弊社へのご相談が毎年、何件か寄せられますが、販売店からアクションの違いを説明をされていなかったようです。
 
上の写真では違いがわかり難いと思いますが、アクション中央部のスプリング(棒状の金属)が1本のものがシュワンダーアクションで、2つスプリングがついてのが現代のアクションです。

シュワンダーのアクションも十分に調整して鍵盤調整と鉛調整等を行うと少しは弾き易くなりますが、アクションから出る雑音の撤去も難しく連打が難しいのはこのアクションの宿命なので、解決するにはアクションをまるごと現代のアクションに交換するしか方法はありません。

シュワンダーアクションから現代のダブルスプリングに移行した時期はメーカーによるズレがありますので、1970年代以前の古い中古グランドの購入をお考えの方は、そのあたりの知識とチェックも必要かと思います。
 
浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット

中古ピアノのメリット・デメリット

 

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