ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

ピアノ部屋の音響の重要性

ピアノ等の生楽器は、演奏空間の音がそのまま伝わるので部屋の音響が非常に重要ですが、その割にあまり注目されないのがピアノ部屋の音響です。




ファツィオリF212、 防音と快適な音響を施したマンション、上部の天井を高く取り、音圧のために壁には拡散パネルが設置されています。  都内南麻布にて  演奏者はファチィオリジャパンのアレック・ワイル氏
 


弊社が管理しているホールの反響板 ピアノはスタインウェイDモデル

浜松ピアノ店の3Fホール 天井がもう少し高ければ良いのですが、でも良く響きます。


重要だけどほとんど話題にならないのが音響です。

音響の失敗例

過去に弊社がピアノを納入したある多目的ホールでは、ピアノはスタインウェイを購入して頂いたのですが、音響板まで予算がないということでそのままオープンしました。

さっそく地元の演奏家がピアノとのフルート?のアンサンブルを試みたところ、相手側の音が聞こえず、急遽、簡易型の反響板を購入しましたが、設置に手間がかかる上、見た目も不細工でした。


もう一つの失敗例
都内の品川のマンションで防音工事を完了されてから、3世代でお使いになるということで素敵な木目のディアパソンGPをご購入いただきましたが、防音の再工事をされることになりました。理由をお聞きすると大奥様が歌をやられるのですが、全然、声が響かないそうで、やむなく防音の再工事になりました。

テクニカル・サウンドの工場で中辻社長(右)と筆者







防音・音響対策を詳しく勉強されたい方は下記のHPで解説しています。
テクニカル・サウンド

ピアノの防音対策

 ピアノの調律とメンテナンス

 

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか!資料で分かりやすく解説をしています。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから

ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノのメーカー保証期間はあてにならない

新品ピアノのメーカーの保証期間は、代表的なヤマハ、カワイの新品で納入日から1年間となっておりそれが一般的ですが、例外的にスタインウェイとその姉妹品のボストンは5年間のメーカー保障となっています。

一見、1年間の保証より5年間保証の方が安心と思われるかも知れませんが実際にはほとんど意味がありません。

実際の補償内容とは?

適切な設置環境下で適切な使用をされている場合に限り、製造上の不具合があった場合は、無償修理か、修理不能の場合は同等品と交換致します。と云った内容です。

車や家電製品の保証と違い、ピアノの内部には複雑なメカニズムの主な構成材料が木とフェルトル類で占められているので、これらが設置環境(温度と湿度)次第で伸縮や歪みが大きく出て不具合が生じます。




ここで問題なのは、適切な設置環境というのが一番の曲者です。

たとえば鍵盤が戻らない、音が出ない等はいわゆる故障ですが、これは通常、適切な環境、つまり湿度と温度が適切に管理されている部屋に設置され、きちんと調整されたピアノであれば、ほとんど起こらないので保証の対象外で有料修理になります。

そのように考えると、ピアノの場合の補償期間というのは、云ってみるだけで、何年であってもほとんど意味がないことになります。

ですから安価な中古のアップライトの保証期間が10年という謳い文句が登場するお店もあります。

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に無料進呈

大半のピアノが省かれている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに重要なことか資料で分かりやすく解説をしています。ご覧頂くとこれまでのピアノという楽器に対する概念が大きく変わるはずです。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから

ピアノという楽器の特殊性の理解と対策、ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

弊社独自の3日間の出荷調整作業とメンテナンスを動画でお見せしています。
ご覧頂くと丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


100万人に1人の耳を持つ調律師

ファツィオリ・ジャパンの調律師である越智晃氏を、100万人に1人の耳を持つ調律師と云ったのは、ファツィオリピアノの創業者オーナーのパオロ・ファツィオリさんです。

写真左側が越智晃氏、都内港区のファツィオリ・ジャパンにて

ファツィオリさんから、そのような絶大な評価を得た越智氏(通称オッチー)なので、有名なショパン国際ピアノコンクールやルービンシュタインコンクール等の国際コンクールのファツィオリピアノの調律は、この日本人の越智氏に任されるようになりましたが、これは国際コンクールで外国製のピアノの調律を任された日本人初の快挙です。




海外の国際コンクール会場でファツィオリを調律をする越智氏

海外の国際コンクール会場でファツィオリを調律をする越智氏


100万人に一人の耳を持つという言葉を聞いた時に、最初は、またまた大袈裟なことを云ってと思いましたが、越智氏のこれまでの調律師としても生きざまを振り返ってみると、さもありなんと考えるようになりました。

誰でもそうだと思いますが、興味のあるものに意識を集中していきますと、それに関しては、だんだん意識が拡大してくることがあります。
 
ですから、これは彼が生まれつき天性の耳を持っている(天才)という意味ではなく、これまでの経験を通して高度に意識を集中することでそのような耳を持つに至ったようです。

彼が調律に目覚めたのは早く、中学の時には既に自分のチューニングハンマーを持っていたそうで、国立音大の調律科を卒業後、当時のスタインウェイの日本の総輸入元の松尾楽器に入社して調律師としての基礎訓練を受けました。

スタインウェイ・ジャパンが出来てからスタインウェイに移籍、スタインウェイに在職中は内田光子さん等の内外の一流ピアニストの調律を担当しており、その後にファツィオリピアノに魅了され、現在、ファツィオリ・ジャパンに在籍しています。
  
越智氏との長年の付き合いで彼の人柄や経歴を知っていますが、越智氏ほどピアノの整調や整音に情熱を持って取り組む調律師に出会ったことはありません。
 
私の調律(メンテナンス)の哲学の師匠が越智晃氏であり、彼の影響を強く受けて、弊社で販売する全てのピアノの調整・調律・整音を丁寧にセットで行なっています。
その影響から同じように越智氏の哲学を受け継いだのが調律師の三木君やピアノプレップの山内君です。


ピアノの調律とメンテナンス

お薦めブランド ファツィオリピアノ


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

全くの理解不足で大半のピアノに欠けている調整ですが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしています。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから


ピアノという楽器の特殊性の理解と対策、ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

弊社独自の3日間の出荷調整作業とメンテナンスを動画でお見せしています。
ご覧頂くと丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分



株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ