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ピアノの理想的なショールーム、ファツィオリジャパン

ファツィオリ・ジャパンのショールームの特徴

普通のショールームは目抜き通りでわかり易いのですが、ファツィオリのショールームはこれらとは
違い大きな倉庫の一角にあるので分かりづらく、私も最初は近くに行ってから電話で案内してもらい
ました。

しかし考えてみるとピアノの場合は衝動買いはなく、あらかじめ調べてから来店するので別に表通り
でなく裏通りでも大丈夫で、お陰で家賃が安く広いショールームが確保できます。

倉庫故に窓がなく壁も厚いので外気温の影響を受け難く、天井も高く音響も良く、さらに除湿も
加湿も含めた24時間空調がされているのでピアノも狂い難く、いつ訪問しても最良の状態のファツィ
オリを試弾できるところが最高です。

お客様からの感想

先日、勇気を出してファツィオリのショールームを訪ねました。 感動しました!
あぁ、このピアノをずっと弾いていたいと思うような素晴らしいピアノでした。

ピアノのショールームに行く際には、このような観点で見るのもまた興味深いと思います

 
お勧めブランド ファツィオリピアノ

 

理想的なファツィオリジャパンのショールーム、都内港区



一般的なショールームは

一般のショールームは大きなショーウインドで外気温の影響を受け易く、営業中は空調されますが、
営業時間外は空調が切られるので1日の温度や湿度の変化が大きく、ピアノの状態が不安定になり易い
ので、ピアノのコンディションを保つのに苦労します。

一般的な窓が多い浜松ピアノ店の2Fショールーム(岡山市)
但し、3階建ての2階なので湿度等の天候の影響は最小限です



ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


最近のピアノのデザインは遊び心が少ない

ピアノの基本デザインは昔も今も同じなんですが、昔のピアノはどれもデザインに遊び心があり魅力的なデザインが多かったのですが、最近のピアノは合理的でシンプルなデザインの物が多いということに改めて気がつきました。


現代のスタインウェイのシンプルなデザインの脚や譜面台


 
 
素敵なデザインの譜面台に円錐の脚の1906年製プレイエル



 これもステキな1877年製のグロトリアン・スタインヴェックの譜面台



最近のピアノのデザインはシンプルで合理的

現代のピアノ作りはいかに合理的(コストダウンして)にピアノを作るか、さらに国際コンクールで優勝してブランド力を高めるかが、今の多くのピアノメーカーの方向性をそんな風に感じます。

ピアノという楽器は他の楽器と違い、内部に自然素材を使った複雑なメカニズムを持ちメンテナンスもかなり厄介な楽器ですが、これは一般にほとんど理解されていませんし、購入者の方も半数以上の方が初心者の方なので、ご自身の演奏で個性や性能の違いを知るのが難しく、ピアノの価値をブランドと価格だけで判断される方が多いように思いますが残念です。

たとえば現代の多くの譜面台は単に平らな板ですが、これは演奏者には遮音板になりますが、譜面台が透けていると演奏者にピアノの音が演奏者によりダイレクトに伝わるという利点があります。
今のピアノ作りは合理的過ぎて何か大切なものを見失っているような気がしてなりません。

アンティークピアノの魅力と問題点



現代のピアノも探せば少しは遊び心のあるデザインのピアノもあります
ただ今後の生産は赤信号が灯っています

ディアパソンのフレンチタイプ マホガニー




凝ったデザインの脚と椅子 ペトロフP118マホガニーチッペンデール仕様

 

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  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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生徒がコンクール出場に際しての先生のお悩み

先生のお悩み

近々生徒がコンクールに出場しますが、会場のピアノがファツィオリのF-278だそうで、慣れないピアノでどうしたものか?というご質問をいただきました。

問題点と
対策は?

①フルコンサートピアノの演奏に慣れること

家庭用と違いフルコンサートピアノは奥行が長い分、鍵盤の奥行が長くなり、その分鍵盤のコントロールが容易になりデリケートな表現が可能になりますので、メーカーの違いよりも先ずはフルコンサートピアノでの演奏に慣れる必要があります。



②日頃からよく調整されたピアノで練習すること

大概のコンクール会場のピアノは良く調整されており鍵盤も軽くダイレクトなレスポンスになっているはずですから、日頃の練習も良く調整されたピアノで練習する必要があります。

調整不足のピアノは鍵盤も重くレスポンスも悪くなり、自然に力んだ演奏になるので、その意味でせっかくのコンクールで上手く演奏ができなくなります。
例えていうと歯の矯正をして噛み合わせ調整をすると物がサクサク噛めるのと似ています。

たとえば適切に調整されたスタインウェイの鍵盤の重さ(タッチ)はS-155~B211までは47gの重さで鍵盤が下がり、20gの重さで上がるように設計されており、セミコンとフルコンサートピアノは低音部が52g~高音部47gになっていますが、調整不足のピアノの場合、メーカーに関係なく鍵盤の重さが60g以上になっていることも珍しくありません。

メーカーの設計値以上に鍵盤が重くなる大きな要因は、鍵盤周りのムービングパーツの擦り合わせ調整の不足や汚れ、錆びでブレーキがかかった状態であったり、アクション等の調整不足でロスが大きく、本来の力で弾いてもピアノが十分に反応してくれないためです。

全ての調整の基本、鍵盤調整の解説



鍵盤の重さ(ダウン)を測っているところ


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