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№2弊社は調整してからご試弾頂くのが特徴です

新品ピアノでも調整と整音が省かれたピアノは、本来の性能を発揮しないので試弾の意味がありません。

ちなみに出荷調整(納品前の調整)も同じ作業内容になります。


展示用ディアパソンの調整の続き弦合わせ調整をしています。

 

ハンマーの間隔や動きを揃え、ハンマーが弦の最適な位置に当たるように調整するのが弦合わせ調整です。

 

ハンマー走り調整

 

弦合わせ調整

 

次はハンマーと鍵盤の奥にある黄色い部品(バックチェック)の噛み合わせの調整です。

バックチェック合わせ調整


続いて、ハンマーを支える棒(シャンク)の下にあるサポートという部品が真下にくるように調整するサポート合わせ調整です。

これは野球のバットやテニスのラケットの芯(中心)にあてることで、少ない力で無駄なく飛ばすようなもので、サポートの左右のズレを修正しハンマーの真下に持ってくることで鍵盤からのパワーをもれなくハンマーに伝えることができます。


サポート合わせ調整


№3、ジャック調整の前後と高さの調整に続きます


まだまだやるべきことがたくさんありますが、少しずつの作業なので調整が完成するまでご試弾はできません。

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>>>ピアノの出荷調整の必要性

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


№1弊社は調整してからご試弾頂くのが特徴です

浜松ピアノ店では店頭でご試弾頂く前にピアノを1台1台丁寧に調整してからご試弾頂くのが大きな特徴ですが、その理由は良く調整されたピアノを試弾しないと本来の試弾の意味がないからです。

新品ピアノに丁寧な調整は必要なのか?という疑問を持たれる方も多いと思いますが以下の記事をご覧いただくと調整の重要性と必要性がご理解頂けると思います。

ちなみに出荷調整(納品前の調整)も同じ作業内容になります。

長くなりますがこの調整シーンを№1から順を追ってご案内します。


今回、調整するピアノは展示用の新品のディアパソンのグランドピアノです。


本体からアクションを引き出し、まずは鍵盤の調整です。

 

 

鍵盤のバランスキーピンの並びを揃えます。

 

 

 

定規をあてると、こんなにも上下に凸凹です。

 

 

 

 

これできれいに並びました。
88鍵の部品の位置と動きの条件を同じにするために行なっています。

 

 

 

次は鍵盤下の掃除とキーピン磨きをして、手前側にあるフロントキーピンの向きを揃えています。



 

 

 

 

鍵盤を取り付けて、フロントホールの遊びの調整です。

このように鍵盤の先を持ち、左右に振ると遊びが最低1mmあるかチェックします。

 

 

このような赤いクロスを圧縮して広げます。

 

フロントキーホールの調整動画です。

 

 

次はバランス(真ん中)ホールの調整をしてからアクションを取り付けて、次は鍵盤の高さの調整です。

 

 

鍵盤高さの調整動画です。

 

次は№2アクションの弦合わせ調整をします。


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ選びの難しさについて

馴染みの散髪屋さんに行った時に「散髪屋さんはいいですね」と云いましたら「何がいいんですか?」と問われるので「一度来て、気に入らなければ2度と来ないし、気に入ればずっと来てくれるから」と答えました。すなわち散髪の場合は、お客様が結果を的確に評価してくれるところが素晴らしいと伝えました。

ピアノの評価は、音色、タッチ、響きがご自身の感性に合うピアノが一番良いのですが、それなりの演奏力がないとその判断が難しいところがあります。

しかしピアノ愛好家の方は腕前に関係なく、言葉は悪いですが自己陶酔型でお弾きになられますので、ご自身の出す音を良くお聞きになり、音色や響き、タッチ等にも敏感で、それらの違いが良くわかる方が多いのが特徴です。

弊社のお客様を振り返ってみると、結果的にそんなピアノ愛好家の方が多いように思います。

店のキャッチコピーは「ピアノ愛好家のための浜松ピアノ店」ですが弊社は丁寧な出荷調整とメンテナンスを旨としており、店頭のピアノは40万円の中古ピアノも手を抜くことなく、1千万円超えの超高級ピアノと同じような手間をかけて丁寧な調整を施して、皆様のご試弾をお待ちしています。

写真は出荷調整のほんの一部です、調整は他にも一杯やることがありますが、丁寧な調整によりいかなるピアノであれ、それなりに表現力豊かなピアノに仕上がります。













ピアノの選び方とその問題点

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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