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防音工事は新築時が割安です

後から防音工事をすると再工事になるので、工賃が二重になるので割高になり見栄えも悪くなります。

防音の専門会社 テクニカル・サウンドの中辻社長さん(左)



機会あるごとに防音の専門家の社長さんから勉強をさせてもらっている筆者です。

みなさん、防音には興味を持ってもらえるのですが、単に部屋の音を外部に漏らさないように音を遮音するだけではだめで、仮に狭い部屋で演奏しても快適な音響空欄をいかに作るか?はそれなりの技術と工夫が必要で、そこが防音業者としての腕の見せどころだそうです。

テクニカル・サウンドさんが設計した一戸建の1Fにある防音室 
このお客様の場合、家の新築の際に、防音室の設計だけ中辻社長さんが行いましたが、工事が二重にならないので安くてほぼ完璧な防音室ができました。
岡山県倉敷市 
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現在、弊社のお客様で2軒、いずれもマンションでの防音工事中で完成後にピアノを納品予定です。

 防音工事が始まった都内港区南麻布の工事現場です。

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ピアノの防音対策

テクニカル・サウンド


ピアノの性能を大切にお考えの方に下記資料2点を無料進呈しています。

資料の詳しい案内はこちらから

グランドピアノの3日間の調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

 



株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ椅子の種類

現在の主流、新高低自在椅子

ダイヤルで差面の高さの微調整が可能です。
写真はイタリアのディスカチャーチ社製



油圧式ピアノベンチ ¥66.000~

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演奏者の体重を利用した油圧式なのでレバー1つで好みの高さに調整できるが大きな利点ですので、複数の人が使用するピアノ椅子としては重宝します。

こちらはプロピアニスト用の高級版で浜松ピアノ3Fホールで現在使用中のものですが、重量も18㎏と重く、より頑丈に出来ていて、大柄な男性がアクロバット的演奏をしてミシリともしない丈夫さを誇ります。

ドイツ製ガス圧シリンダー使用の高級ピアノベンチ ¥220.000~

ドイツ製ガス式シリンダー使用 ピアニストのための高級ベンチ ¥200.000-(税別)


ただ実際に使ってみて困ったことが一つあります。高級版は演奏者の最低体重が60㎏?(欧米人)と想定しているようで日本人でも男性なら問題ないのですが、小柄な女性やお子様の場合は、体重不足のために座面が下がらないのです。

そんなこともあり、せっかく高級椅子を弊社3Fホールにご用意していますが、小さなお子様や小柄な女性も座ることの多いホールの椅子は、結果として昔からある高低自在椅子(通称トムソン椅子)がよく使われます。

昔からよく使われる高低自在椅子(通称トムソン椅子)

高低自在椅子

ちなみに故中村紘子さんは、この高低自在椅子がお好きで、コンサート当日に、会場には20万円クラスの高級椅子が備品であるにも関わらず、中古でも良いから高低自在椅子を持って来いというご指示で、私が遠方の会場までこの高低自在椅子を車で持って行ったことがあります。

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植田 信五


マンションのピアノの防音対策

ピアノの防音問題さえ解決できれば、たくさんピアノが売れると考え、ピアノの防音について以前から研究してきました。

ピアノ防音というと消音ユニット、防音室(アビテックス等)がありますが、いずれもタッチや音色や響きに問題がありますので、部屋全体を防音室に改装するのが理想的ですが、コスト負担が大きくて躊躇します。

そこで簡易(部分)防音です。

最近のマンションは、最初から壁も厚いコンクーリートになり、玄関ドアや窓も防音効果の高いものが使われていますので、完璧を求めず特に弱いところを部分的に強化することで、比較的安価なご予算で、通常の時間帯であれば、ピアノを演奏を楽しむことが出来るのが分かってきました。
 
 防音が必要な順番
 
マンションの防音対策が必要な順番ですが、一番クレームが出やす
いのが階下です。その次が階上、そしてお隣という順番になります。
 

 先ずは階下への防音対策が必要ですが、これはピアノの音量(空気伝播音)というよりも、主としてペダルを踏む振動や鍵盤を叩く時の振動(ドンドンという個体振動音)が階下に伝わるのが問題になります。

階下への個体振動音対策に有効なピアノ架台(約25万円)
床とピアノ架台の間に空気層を作り階下への個体振動音を低減。

※ご希望の方にはピアノ架台のカタログを送付します
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簡単操作でピアノの音量を最大40%可能なディアパソンのマスク仕様(約15万円)
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 弊社ではピアノ架台とピアノマスクの組合わせ(合計で約40万円の簡易防音で、既にマンションへ何十台の納入実績がありますが好評です。

さらに部屋の音響も重要です。

さらに言えば快適な音響も大切ですが、これは後からでも少しづつ好みに仕上げることもできます

部屋の音圧分布図
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ピアノの防音対策

お薦めブランド ディアパソン
 
筆者の防音に関する師匠、テクニカル・サウンドのHPです。防音対策をさらに詳しく研究されたい方は、下記のHPをご覧下さい。

簡易(部分)防音の薦め


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