ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

鍵盤の鉛調整のご依頼が増えました

スタインウェイ等の高級ピアノは、メーカーの工場で丁寧な調整をした上で、鍵盤を一鍵一鍵、アップとダウンを計測して鍵盤の鉛の位置を決めるので鍵盤のタッチ(重さ)が均一になります。 

しかし日本は高級ピアノでもメーカーが丁寧な調整をしないので鍵盤の鉛調整も一鍵一鍵行うことが出来ず、機械的に鍵盤に鉛を埋め込んでいくので、仮に後から丁寧な調整を行っても重い鍵盤と軽い鍵盤になる分、弾き難くなります。

弊社では納品前に丁寧な出荷調整を行うので、その際にもうひと手間かけて鍵盤の鉛調整(10万円)をお勧めするので最近は鍵盤の鉛調整を希望される方が増えました。

鍵盤の鉛調整を行うには、その前に丁寧な調整が必要なのですが、後から依頼されると先ずは全体の調整が必要な上に、アクションと鍵盤を弊社にお預かりする必要があるので二重手間になります。

ピアノの鍵盤には鉛が埋め込まれています

 

国産ピアノは高級品でも鍵盤の鉛は線上に一律に埋め込まれています(写真はヤマハの鍵盤の裏側)

本来の高級ピアノは丁寧な調整をした後で、1鍵、1鍵、分銅で重さを測り、鍵盤の重さを均等にするために鉛大きさと位置を個別に設定します。

 

鉛を抜いた穴には埋め木をします


計測後、新しく鉛を埋める穴を開けます


普通のピアノでも、丁寧な調整をしてから、一鍵、一鍵、鍵盤の鉛調整まで行えば、より表現力豊かな高級ピアノになります。

弊社の鉛調整作業を動画でご紹介しています


ディアパソンのグランドピアノが高級ピアノになりました!

 


無料資料の詳しいご案内はこちらから

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


緊急事態宣言でのピアノ店の現状

連休の緊急事態宣言が話題になっていますが、ピアノ業界ではピアノコンサートが延期になったくらいで全体的には大きな影響が出ていない感じがします。

ところで弊社の場合、普段から新幹線や飛行機が必要な遠距離のお客様が多く、さすがに遠距離のお客様のご来店は少なくなってはいますが、お車の場合はほぼ普段通り遠方からもご来店いただいています。

弊社の場合は密になることはないので安心してご来店下さい。



無料資料の詳しいご案内はこちらから

 

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


出荷調整のビフォアー、アフターの性能の違いは感動ものです

弊社では中古ピアノは勿論ですが新品ピアノもメーカーから出荷されたピアノを一度弊社の店頭に持ち込み出荷調整をしてから納品するようにしています。

ピアノの一通りの調整作業には新品で24時間(3日間)中古品なら1週間程度の作業時間が必要ですが、空き時間の利用してやるので現状では新品でも1週間から10日程度必要です。

ディアパソンDG-166の出荷調整
ご近所の方でしたので入荷してから一度ご試弾頂きましたが、調整が完了後、再度、ご試弾をいただき
好みの重さのタッチに揃えるために鍵盤の鉛調整をする予定ですので完成(納品)は連休明けになりそうです。 

お客様の感動される様子を見るのが今から楽しみです!



№1、展示ピアノの3日間の調整作業をご紹介


無料資料の詳しいご案内はこちらから

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ