ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

新品展示ピアノの3日間の調整作業をご紹介№1

良く調整されたピアノを展示・ご試弾頂けるのが弊社の大きな特徴です。

新品で入荷したピアノを本来の性能を発揮するように、弊社では3日間(実際には空き時間を利用するので1週間程度)の調整作業をしてから試弾して頂くようにしています。

個々のピアノ本来の性能を発揮するためには新品でも丁寧な調整が必要不可欠です。
良く調整されたピアノをご試弾頂くと調整されたピアノならでは本来の性能、気持ち良い音色、タッチ、響き、表現力を体感頂けます。

※納品前のピアノも同様の調整をしてお届けしています。


3日間(24時間)が必要な作業なので№1から№4まで順にご案内します。

今回、調整するピアノは展示用の新品のディアパソンのグランドピアノです。

本体からアクションを引き出し、まずは鍵盤の調整です。

 

鍵盤のバランスキーピンの並びを揃えます。

定規をあてると、こんなにも上下に凸凹です。

 

 

これできれいに並びました。
88鍵の部品の位置と動きの条件を同じにするために行なっています。

次は鍵盤下の掃除とキーピン磨きをして、手前側にあるフロントキーピンの向きを揃えています。



 

 

 

鍵盤を取り付けて、フロントホールの遊びの調整です。

このように鍵盤の先を持ち、左右に振ると遊びが最低1mmあるかチェックします。

 

このような赤いクロスを圧縮して広げます。

 

フロントキーホールの調整動画です。

 

 

次はバランス(真ん中)ホールの調整をしてからアクションを取り付けて、次は鍵盤の高さの調整です。

 

 

鍵盤高さの調整動画です。

次は弦合わせ調整に入ります


※ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

ピアノの性能で一番誤解されているところ、それは丁寧に調整されたピアノなら安価、高価に関わらず、粒の揃ったピアニシモが簡単に出せ、大きな音も力むことなく出すことができる表現力豊かなピアノになるということです。

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノ選びの前に資料をぜひご覧ください。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから

ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

弊社のグランドピアノの3日間の店頭での出荷調整作業を動画でお見せしています。
手間はかかりますが丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。尚、納入後のメンテナンスも同様の作業が必要です。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ